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【オリジナル】異国小路の吸血姫 新館ノ四

1 名前:吸血姫アーチェロ ◆ufrlRV4E 投稿日:2020/07/05(Sun) 08:42
梅雨のしっとりと潤った空気の中、傘を差してのそぞろ歩きは心落ち着きます。
そして晴れ間よりのぞく穏やかな陽光にもまた心安らぐ想いでございます。

わたくし、イタリアより参りました吸血鬼のアーチェロ・カルミーニオと申します。
お蔭をもちましてこの度、ここに新館ノ四を立てさせていただきました
何卒よろしくお願いいたします

(過去スレ)
【オリジナル】異国小路の吸血姫 新館ノ壱
http://www.10ch.tv/bbs/test/read.cgi?bbs=narikiri&key=461367355&ls=50
【オリジナル】異国小路の吸血姫 新館ノ弐
http://www.10ch.tv/bbs/test/read.cgi?bbs=narikiri&key=478946904&ls=50
【オリジナル】異国小路の吸血姫 新館ノ参
http://www.10ch.tv/bbs/test/read.cgi?bbs=narikiri&key=519003578&ls=50

以下、お願い申し上げます

壱.sage進行でお願いいたします。
50以下に下がりましたら、適宜ageさせていただきます。

弐.わたくしとわたくしの家族、ご近所、友人の方々がお話をするスレッドでございます。
世間話などしにお出でいただけたら嬉しゅうございます 。

参.キャラハン(吸血鬼関連もしくは場に合わせたオリジナルキャラクター)も歓迎いたします。
SF系の方は、申し訳ございませんがご遠慮くださいませ。
 キャラハンの方は、初お目見えの際に、大まかでけっこうですので自己紹介くださいませ。
名前「     」
性別「     」
容姿・服装など「     」
備考「     」
また、トリップをお付けくださいますようお願いいたします。

わたくしのプロフィールにつきましては、以下の通り自己紹介させていただきます

名前「正式名称は『アーチェロ・ディ・カルミーニオ=ミズリーナ』でございます。
人間界ではイタリアに領地を持つ侯爵家です。領地にございます『ミズリーナ湖』がその名の由来です。」
性別「女性でございます。」
容姿「身長168cm。体重0〜53kg(『実在のレベル』を変えることで体重も増減するのです)。B85.W55.H82。
髪型はストレートロングの銀髪でございます。
総じて、日本で『外人』とよく言われますところの西洋白人の容貌でございます。
吸血鬼らしい身体的特徴としては、口内の鋭利な牙と必要に応じて背中より出しますコウモリ型の翼がございます。」
年齢「外見の年の頃は17歳、人間で申せばそれくらいの外見でございましょう。
本当の年齢は…、500歳代後半でございます。」
服装「和装が好きで、学校へ参るとき以外はいつもほぼ着ております。
季節に合わせた色柄を着ますよう心掛けています。
籍を置く学校の制服は、ワインカラーを基調としたブレザーです。」
備考「故郷の城館では貴族の娘として暮らしてまいりました。
長らく日本に恋焦がれ、父の反対を押し切って出奔してまいりました放蕩娘でございます。
日本の皆様に初めてご挨拶したのは、平成26年(西暦2014年)師走の初旬でございました。
以後、転居をしつつも皆様方に良くしていただき、今日に至っております。
同居している家族は、メイドとしていらしてくださいました羽藤柚葉さん、故郷より後を追って来てくださったメイドのレイナさん、それから見習いメイドのコウモリ三姉妹がおります。
日々、近隣の男女共学校に通っております。」

四.基本『日常系』とさせていただきます。
 バトルは、もしございましても日常の中の点描の範囲内にとどめ、引っ張ることの無きようお願いいたします。

五.誹謗中傷、過度に攻撃的なご発言、セクハラ等はご遠慮ください。

六.荒らしと思われる発言は無視なさってください。

七.同じ質問や話題の繰り返し、単なる個人的な事情の呟き、意味不明の発言等はお控え下さい。

八.キャラハンであるか否かを問わず、ゲストの方同士の過度な交流(クロストーク)はお控えください。

九.他の方の話題や質問に乗るのもお控え下さい。

十.10ちゃっとの規約を破る行為は厳にお慎み下さい。

十一. お約束事は、必要に応じて随時追加させていただきます。

ご質問に答えにくい場合や記憶違いもあるかもしれませんが、それにつきましてはご容赦ください。

いろいろとお願い申し上げましたが、基本的にこれまでと同じくのんびりと参れましたら幸いに存じます
何卒よろしくお願い申し上げます。


96 名前:吸血姫アーチェロ ◆ufrlRV4E 投稿日:2020/09/28(Mon) 07:58
>>95(柚葉さん)

>南瓜(かぼちゃ)も、秋の味覚の一つですね。

まあ、そうでしたわ。
ハロウィンの名脇役の南瓜がございましたね。
この時季はお颯様の青果店でも鮮やかなオレンジ色のペポカボチャが目を引きますわね。

>そういえば行きつけの青果店のお姉さんが、「年々マツタケは入荷が難しくなってる」と仰っておりました。

まあ、そうなのですか?
日本の秋の味覚のプリマドンナが舞台から去られるのは何と寂しいことでしょう。

…ふむ、でしたら我が家がお役に立てるかも知れませんよ?

我が家の広壮な敷地にはたくさんの樹々が繁っておりますけれど。
松茸の苗床となる赤松の林もございましてよ。
日当たりが良くて水はけも風通しも良し、幸い今年は残暑が穏やかで涼しいと、生育の条件も揃っております。

そしてここからが大事なのですが。
わたくしがおりますことで林の魔の気がとても濃くなっておりますゆえ、そこには妖精さんが多く集うようになっておりますわ。
そう、彼らは森や林に集って楽しく歌い踊るもの。
これは、生きた樹の根に生える松茸のような「共生菌」にはとってもおあつらえ向き。
その宴が森と地面を活性化させキノコの生長を促し、いわゆる「フェアリーリング(妖精の輪)」を作るのですよ。

(というわけで、赤松の林にやってまいりました)

まあまあ、これは期待した以上ですわね。
林のそこここに、松茸の輪ができておりますわ。
ですが、ここはもう妖精さんの宴の場。
勝手に採ってはなりませんわ。

妖精の皆様、ちょっとお邪魔いたします。
この家の主、アーチェロ・カルミーニオでございます。
不躾ではございますが、こちらの宴の輪をわたくしたちにいただきたいのでございます。

もちろん只でとは申しません。
今宵我が家では秋の味覚尽くしの夕餉をいただきます。
そのお料理をお裾分けさせていただきますわ。
メニューはわたくしもまだ存じませんが、我が家のメイドの羽藤柚葉さんが作りますのよ。
あらあら、全員コクコク頷かれて、一も二もなくお許しくださいましたわ。
柚葉さんのお料理の美味しさは、この土地の妖精さんたちにも有名なのですね。

え?
「あちらのフェアリーリングも持って行ってくれてかまわぬ。」
と、そう仰いますの?
まあまあ、ありがとうございます。

(かくて大きなフルーツバスケットいっぱいにいただいた松茸のうち一部を我が家に、そして残りをお颯様のお店に卸させていただきました)

ふう…、柚葉さんのお料理のお陰で妖精さんたちにもお颯様にも喜んでいただけましたわ。
では戻りましたら、夕餉を楽しみましょう。
妖精さんたちの分へのお裾分けもちゃんとお届けしなくてはね。

(申し訳ございません。続きます)

97 名前:吸血姫アーチェロ ◆ufrlRV4E 投稿日:2020/09/28(Mon) 08:00
>>95(柚葉さん)(続きです)

>ではお嬢様…。今宵の夕餉はこちらになります。

ああ、このソテーのいくつもの味の合わさった濃厚な味わい…。
秋刀魚の上品な味わいをトマトの酸味が爽やかに引き立て、椎茸の旨味がさらに興を添える。
ラタトゥイユは南瓜のふくよかな味とトマトの旨味が重なって幾重にも舌を刺激する。
南瓜の濃厚なスープの甘味が喉を撫でていく快感よ…。

はあ、お見事でございます。
今宵すっかり涼しくなった秋の夜に、心温まる芳醇な味わいが次々とお腹に納まっていく満足感は例えようもございませんわ。

ふふふ…。
「料理を運んでもらうより熱々の出来立てをいただきたい。」
とやってこられた小さな妖精さんたちも、いつものように歌い踊るのではなくお料理に心を奪われたようにうっとりとなさっているわ。
柚葉さんのお料理でみんながこんなにも幸せな時間を共有できる…。
なんて幸せなひと時なのでしょう。

>母が容器に入れて準備した茶碗蒸しが冷蔵庫に入ってあるのを見て、夕食の時間が楽しみになったのは
>故郷の良き思い出です。

ご母堂様が柚葉さんのためにお作りになる茶碗蒸し…。
さぞお優しい、心から幸せになれるお味なのでしょうね。
お二人の愛に満ちた夕餉の光景が目に浮かんでまいりますわ。

そして、茶碗蒸しの如く温かなプリンだなんて思いも寄りませんでしたわ。
口に含むたびに滑らかに解けるカスタードの中から現れる粒々の様々な味わいがまた格別でございます。

>(頬を染めながらも、嬉しさを?み締めております。)

あら、どうかなさいましたの、柚葉さん?
そんな嬉しそうな可愛らしいお顔をなさって。

…何故でしょう、わたくしも頬が火照ってまいりましたわ。
わたくし何もしておりませんのに、これはいったい何なのでしょう??

>お嬢様、秋の味覚とは違いますが、秋を代表する花である金木犀が咲く時期になりましたね。
>金木犀というと、再会を果たし共に暮らし始めた母と叔母を思い出します。

ご母堂様と叔母上様が、秋空の下仲良くお買い物に出かけられるお姿がとても和やかでいらっしゃいますね。
長い苦難の時を共に乗り越えられた二つの心はどれほどの幸せを感じていらっしゃることでしょう。
風に乗って薫ってくる金木犀の薫りも心安らいで楽しまれたことでしょうね。

「天高く馬肥ゆる秋」に体重計の針を気にしていらっしゃる叔母上様が可愛らしいですわ。
でも、秋刀魚はやはり脂を抜かないで差し上げてくださいませ、ご母堂様。

そしてわたくし、重大なことを知りましたわ。
もうすぐお二人の誕生日でいらっしゃるのですね。
わたくしからも何か贈り物をさせていただかねば。
沢山の松茸、それに本占地も取れました。
お贈りしたら喜んでいただけるかしら?

そして添える手紙にはぜひ書いておきたいです。

「わたくしたちは、ちゃんと幸せに暮らしています」
と。


98 名前:吸血姫アーチェロ ◆ufrlRV4E 投稿日:2020/09/28(Mon) 12:31
う〜ん、セルフツッコミですが。

>>97

>「わたくしたちは、ちゃんと幸せに暮らしています」
>と。

これは、わたくしからご母堂様に申し上げるのは不遜な気がいたしますわね。
実の娘である柚葉さんが心からそう思ってくださっているときのみ、したためられる言葉でしたわ。

わたくしは、故郷への手紙にこう書くといたしましょう。
松茸と占地、そしてそのレシピと一緒に。


99 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日:2020/09/30(Wed) 19:38
クッキングパパって知ってる?

100 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日:2020/09/30(Wed) 20:08
お嬢様にハコフグを献上しよう。つ「ハコフグの味噌詰め焼き」

101 名前:吸血姫アーチェロ ◆ufrlRV4E 投稿日:2020/09/30(Wed) 21:16
>>99

お噂は少し聞いたことがございます。
たしか福岡市にご在住の玄人はだしのお料理上手な方でしたかしら?
遠いところにお住まいなので、もちろん面識はございませんけれど。

彼の方でしたら、今の時季の旬の食材を使ったお料理をたくさんご存じでしょうね。
聞いたところでは定番の松茸の他にも、釣ったばかりの新鮮なハゼを料理されたとか。
天ぷら、唐揚げ、甘露煮とどれもご家族や仕事仲間に釣り友達、みんな揃って笑顔でご賞味されたそうですね。

わたくしも一度鱧を釣ったことはございますが、また自分で秋の美味を釣ってみたいものですわ。
我が家には彼のパパさんにも劣らぬお料理名人がいますから、その味わいはきっと素晴らしいものになりましょう。


>>100

まあ、これはお珍しい料理をありがとうございます。
でも「献上」だなんて、恐縮してしまいますわ。
かつてカルミーニオ侯爵家領地の領民からいただき物をした時代ならいざ知らず、今のわたくしはただの小娘なのですから。

…なるほど、五島列島の名物料理、かの「長崎と天草地方の潜伏キリシタン関連遺産」で有名な彼の島の名物料理なのですか。
母が江戸時代の長崎のオランダ商館にいたことがありますが、ぶらりあちこち旅行に出かけて食べ歩きも楽しんだのですけれど。
大胆にも隠れキリシタンの里まで入って、お料理をいただいたとかで。
この料理も食べたという話は、伊太利亜の城館にいたわたくしも土産話に聞いたことがありますわ。

これがそのお料理を食する機会をいただけるなんて嬉しいです。
ですが、フグですのに毒はありませんの?
…なるほど、トラフグなどが持っている内臓の毒は無いけれども体表のぬめりに毒があるので、それを綺麗に洗い落としてから料理するのですか。

どうもありがとうございます。
いただくばかりでは申し訳ございませんので、我が家で採れた松茸と本占地をお裾分けいたしますね。

本当に、母に聞いてから数百年経っていただく日本の郷土料理、どんなお味がとても楽しみですわ。


102 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日:2020/09/30(Wed) 21:20
100まできましたね

103 名前:羽藤柚葉 ◆cmJTqYfU 投稿日:2020/09/30(Wed) 21:35
>>96-97(アーチェロお嬢様)

>わたくしがおりますことで林の魔の気がとても濃くなっておりますゆえ、そこには妖精さんが多く集うようになっておりますわ。
>そう、彼らは森や林に集って楽しく歌い踊るもの。

まあ…。それは素敵ですね。
妖精さんの姿が見られるとは、女の子には一つの憧れとも申せましょう。
ですが、私の霊力だけでは気配を感じ取るのが精一杯なのです。
お嬢様、御力を貸して頂けますか?

(お嬢様と手を繋ぎ、精神統一)

まあ!可愛い!
いえいえ、初対面で浮かれてばかりではいられません。
妖精さんの領分に少なからず踏み込むのです。
きちんと、礼儀を弁えなければ。

>ふう…、柚葉さんのお料理のお陰で妖精さんたちにもお颯様にも喜んでいただけましたわ。

はい、日頃お買い物以上に多くの事でお世話になっているお颯さんに恩返しが出来ただけでなく、
可愛らしい妖精さんの宴を目にすることが出来るとはとても貴重な体験をさせて頂きました。
お嬢様、有難うございます。(ぺこり)

それにしても…。あの妖精さん達の嬉しそうな顔…。
お料理をお出ししながら自然と表情が綻んでしまいました。(微笑)
機会があれば、また交流の機会を頂きたいものですね。

>もうすぐお二人の誕生日でいらっしゃるのですね。
>お贈りしたら喜んでいただけるかしら?

はい、それはもう喜んで頂けると思います。
夏から秋へ季節が移り替わるこの時期は、母と叔母が運命を乗り越えて再会を果たした忘れられない時…。
オハシラサマへのご挨拶も兼ねて、叔母はよくこの時期は経観塚のお屋敷へ足を運ぶのですよ。
そして金木犀の花の香りと共に、その時の喜びを語ってくれました…。

この時期に母が出してくれた秋刀魚、松茸ご飯、茶碗蒸し等の秋の味覚尽くしは
幼い頃からの楽しみで、叔母も大好きなんです。
未だに母は落語好きの叔母に、

「桂ちゃん、秋刀魚の脂は抜いた方がいいかしら?」

と冗談を口にして、

「もう〜、お姉ちゃんったら〜!」

と他愛のないやり取りをしてたんです。
それが叔母から、「目黒の秋刀魚」のお話を聞かせてもらう切っ掛けになったんですが。
これだけの松茸があれば、更に豊かな食卓になるでしょう。
母も叔母も、きっと喜んでもらえます。

>これは、わたくしからご母堂様に申し上げるのは不遜な気がいたしますわね。

いえいえ、そのように謙遜なさる必要はありません。
お嬢様が幸せであると実感出来ているという事は、その幸せに家人の一人として貢献できている
何よりの証です。
それこそが、私のメイドとしての誇りであり日々ご奉仕する励みともなります。

では共に、お手紙をしたためましょう。写真も添えて…。
本日の宴の光景を見れば、
「わたくしたちは、ちゃんと幸せに暮らしています」
という事が、母にもお嬢様の故郷の皆様にも伝わる筈ですから…。

「いつまで二人の世界に浸っている?お代わりはまだか?」

あら…。申し訳ございません屋敷神様。
すぐに、お代わりをご用意致します。(ぺこり)





104 名前:吸血姫アーチェロ ◆ufrlRV4E 投稿日:2020/09/30(Wed) 21:42
>>102

お客様がお出で下さり、我が家のメイドさんが微笑みを絶やさずおもてなしをしてくれる。
そのお陰で建て増ししたこの新館も笑顔と会話が絶えることがございません。
まことにありがたいことでございます。

ちょうどお庭の栗の木より落ちた栗の実を集めてまいったところでございます。
少し頑張って栗の甘露煮に挑戦してみました。
よろしかったら深け行く秋の夜長のお供になさってくださいませ。

105 名前:吸血姫アーチェロ ◆ufrlRV4E 投稿日:2020/09/30(Wed) 21:44
>柚葉さん

ごめんなさい、今宵はここまでとさせていただきますね。


106 名前:羽藤柚葉 ◆cmJTqYfU 投稿日:2020/09/30(Wed) 22:03
>>99

はい、知っていますよ。
巻数は既に150巻を超え、アニメ化もされた有名な作品ですね。
母が読んでいた事もあり、多少は私も知っています。
アニメでは、かの有名な映画俳優さんの専属ともいえる役者さんが演じておられましたね。

「あっ!クッキングパパの声って映画のあの人の声だよね?」

と聞いて、父がその通りだと答えてくれたのは良い思い出です。
頼もしくて優しいお父さんのイメージが、見事に合致していたと思います。

>>100
>>101(アーチェロお嬢様)

これは素敵な贈り物を、有難うございます。
流石に私も、未だふぐに関する免許は取得しておりませんので
このように直ぐに食することの出来るものを頂けるのは本当に助かります。

>母が江戸時代の長崎のオランダ商館にいたことがありますが、ぶらりあちこち旅行に出かけて食べ歩きも楽しんだのですけれど。

まあ…。もし奥方様が同席されたのなら当時の思い出を語って下さるかも知れませんね。
美食家である奥方様の事ですから、このお料理のお味を大いに理解なさっている事でしょう。

少し調べてみたのですが、漁師さん由来のお料理でもありやはり日本酒との組み合わせは
格別のようですね。
日頃お世話になっている、この街の神社の土地神様がとてもお喜びになりそう…。

我が家だけでなく、色々な方に味わって頂きたくなる素敵な贈り物に心から感謝致します。
それではお返しに、我が家のお嬢様からの秋の味覚の贈り物を…。
ご家族の皆様と、召し上がって下さいませ。

>>102

毎回到達する度に、お嬢様と共に達成感と喜びを実感しております。
では、今後ともよしなに…。







107 名前:羽藤柚葉 ◆cmJTqYfU 投稿日:2020/09/30(Wed) 22:10
>>105(アーチェロお嬢様)

はい、今宵も有難うございました。お嬢様…。
どうぞ、ゆっくりとお休み下さいませ。
私もお片付けが終わりましたので、入浴後は暫し寛ぎのお時間を頂きます。

今日で9月も終わり、明日は十五夜ですね。
こちらに向けても、準備を進めております。

ふふっ…。気付いてみれば行事やイベント尽くしの季節ですね。
季節の移り変わりやそれに伴う行事をお嬢様と共に楽しめる日々こそ、
掛け替えのない何よりの宝物です。(微笑)

108 名前:羽藤柚葉 ◆cmJTqYfU 投稿日:2020/10/01(Thu) 17:21
>>(アーチェロお嬢様)

ふふっ…。今宵は十五夜…。
秋の満月を、お屋敷の星見台で楽しみながら宴を催しましょう。
そろそろお嬢様も、お帰りになる頃ですね。
社交部の皆様も一度自宅にお帰りになられて、集合するのは18:30…。
それまでに、準備を進めておかなければ。

私は本日の講義は14:00過ぎには終わりましたので、午後を心置きなく
お買い物等に費やす事が出来ました。
土地神様の神社では先日お嬢様と共にご挨拶に出向き、純米吟醸『夜半の月』を奉納した後
敷地内の霊験あらたかなススキを頂戴致しました。
勿論、十五夜にススキと共に欠かせないのは定番のお月見団子ですね。
普通の餡子入りもですが、南瓜の餡子入り、薩摩芋の餡子入りのものも準備しておきましょう。
行きつけの青果店さんの秋の味覚、しっかりと使わせて頂きます。

それと、夕餉には和洋折衷のメニューを準備しましょうか。

・十五夜の和風あんかけオムライス
・十五夜茶碗蒸し(栗、南瓜を使用)
・白玉団子入りけんちん汁
・お月見ミルクプリン(デザート)

お嬢様とご一緒に話題にしてから、茶碗蒸しが我が家のメニューにおけるちょっとしたブームかしら。(微笑)
でも、卵は満月をイメージする代表的な食材ですから十五夜のレシピには欠かせませんね。

ん…。もしかしたら、今宵は社交部の皆様だけでなく意外な方が来訪されるかも…?
いえ、お嬢様曰く神出鬼没、風に乗って何処にでも自由に現れる御方ですから
決して意外ではないでしょう。
ならば、少し多めに準備をしておいても大丈夫でしょうね。
屋敷神様もお腹を空かせて楽しみにしていらっしゃるでしょうし…。
来訪されたのなら夜更けまでお話が弾むことでしょう。

それにしても、このお屋敷のお嬢様自慢の星見台は催し物に欠かせない素敵な場所となりました。
今宵は「月見台」となりお月様が主役ですが、その輝きを彩るのも周囲の数多の星々…。
夕陽と共に、宴の時間も近づいて参りました。
では、今宵もお嬢様とこのお屋敷のメイドとして皆様に精一杯ご奉仕致しましょう。


109 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日:2020/10/01(Thu) 19:46
これでもどうぞ食べてください。つお月見ウサギまんじゅう

110 名前:羽藤柚葉 ◆cmJTqYfU 投稿日:2020/10/01(Thu) 20:45
>>109

まあ、可愛い♪
お月見に相応しい、可愛らしいお土産を有難うございます。
綺麗な満月を前にして、今にも愛らしく跳ね回りそうですね。

幼い頃でしたら、

「食べちゃうのがかわいそう…。」

なんて思ったかもしれませんが、お菓子である以上、月と共に愛でながら頂くのが礼儀というものですね。
では、代わりにこのお月見団子をどうぞ…。
普通の餡子入りのものと、南瓜餡入り、薩摩芋餡入りのものもあります。

まだ宴は始まったばかりです。
今宵はゆっくりとしていって下さいませ。
少し、肌寒さも感じられるようになってきましたね。
温かいお茶を淹れましたので、こちらもどうぞ…。

111 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日:2020/10/02(Fri) 19:58
中秋の名月は逃してしまったけれど、今夜の満月や31日のブルームーンと
お月見イベントは盛沢山あるから気を取り直してくださいな、お嬢様達。

112 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日:2020/10/02(Fri) 20:05
今日は豆腐の日なんだって、知ってた?

113 名前:吸血姫アーチェロ ◆ufrlRV4E 投稿日:2020/10/02(Fri) 23:02
>>103(柚葉さん)

>ですが、私の霊力だけでは気配を感じ取るのが精一杯なのです。
>お嬢様、御力を貸して頂けますか?

はい、わたくしの魔力が柚葉さんのお役に立てるのでしたら喜んで。
それに、これは柚葉さんにぜひ見ていただきたい世界でございます。
さあ、お手をどうぞ。

>(お嬢様と手を繋ぎ、精神統一)

(はっ、思わず指と指を搦めてしまいましたわ。
 なんだか、ドキドキしてまいりました。
 いけませんわ、わたくしの気の乱れを悟られてしまっては。
 こういうことに聡いお人が、今日本に滞在していますゆえ、またからかいのネタにされてしまいますわ。)

よかった…、人間の目に見えてしまうと妖精さんは緊張してしまうことが多いのですけれど。
柚葉さんのお優しいお心映えと高雅なたたずまいは、妖精さんさえも惹きつけてしまいますのね。
皆さんの少しばかりの驚きの表情は、むしろこんなにも異種族の領域に自然に溶け込んでしまえる人間がいるとは思わなかったからでしょうね。
あらあら、皆さん小さな羽をパタパタと羽ばたかせて、柚葉さんの周囲を舞っていらっしゃる。
まるで一流の画家の手になる絵本を見ているかのようだわ。

>それにしても…。あの妖精さん達の嬉しそうな顔…。
>お料理をお出ししながら自然と表情が綻んでしまいました。(微笑)
>機会があれば、また交流の機会を頂きたいものですね。

柚葉さんのお料理の美味しさは種族の壁などものともなさらないのは、本当に素晴らしいですわ。
ですが、人間のおもてなしをこれほど心から楽しめる、というのはそうそうあることではございません。
哀しいことですが、人間に居場所を狭められひっそりと生きている者も多く、人の気配には自然身をすくめてしまう、妖精はそれほどかそけき者。
ゆえに人のいる場所へ自ら来て食事を共にするというのは、その人間がどれほど心優しく心豊かで異世界と睦み合える感性を持っているか、その証しなのですわ。

「そうよの。この人の娘のもてなしの返礼に、今度はぜひ森の中で宴の席を設けたい。」

まあ…、妖精の姫様もそう仰って下さいますのね。
わたくしたちはちょうど「妖怪社交部」を立ち上げたところなのですよ。
ぜひ皆々で妖精の輪を囲んで楽しく盛り上がりたいものでございます。

>この時期に母が出してくれた秋刀魚、松茸ご飯、茶碗蒸し等の秋の味覚尽くしは
>幼い頃からの楽しみで、叔母も大好きなんです。

大切な人との絆の中に楽しい会話や美味しいお料理や、いろいろな思い出が凝縮されている…。
毎日のわたくしたちの夕餉を思い返すと、我が事のようにお二人のお喜びが胸に迫ってまいりますわ。
では、ぜひぜひ松茸をお送りしなければ。

「人というものは、ほんに松茸が好きなようじゃのう。
 では、この次に森に来られるときは広葉樹の雑木林にも入って松茸を狩るが良いぞ。」

松林でないのに松茸が生えているのですか?

「ああ、とても良い香りがすると人が惹かれてやまぬ茸よな。
 ただし人間はこれを『馬鹿松茸』と称しているらしいが。
 松林でもないのに生えるから、というてな。」

…あるべき場所を決め付けられ、そこから外れると馬鹿呼ばわりされる、だなんて…。
何だか、他人事とは思えなくて身につまされますわね。
馬鹿松茸さんとは気が合いそうですわね。
食べちゃいますけれど。

では、近々また茸狩りにお邪魔させていただきますね。

(申し訳ございません、つづきます)

114 名前:吸血姫アーチェロ ◆ufrlRV4E 投稿日:2020/10/02(Fri) 23:03
>>103(柚葉さん)(つづきです)

>いえいえ、そのように謙遜なさる必要はありません。
>お嬢様が幸せであると実感出来ているという事は、その幸せに家人の一人として貢献できている
>何よりの証です。

柚葉さんにそう言っていただけると…わたくしの心にも勇気の灯がともってまいりますわ。
ですが、ご母堂様に心から幸せをお知らせするためには、何よりもまず柚葉さんに微笑んでいただきたいのです。
そして…、こうして人も、魔族も、神様も、妖(あやかし)も、妖精も…、皆が貴女のその笑みに心から救われている。
この人間界の一隅に、たしかに陰りなく輝く人の心が存在している…。
それは柚葉さんがわたくしと共に幸せでいてくださるからと…信じてもよろしいですよね?
それこそが、わたくしが人の世に生きていて得られた最高の幸せでございますわ。

では、わたくしたち二人で手紙を書きましょう。
ああ、文であるとはいえご母堂様にこの心の歓びをお伝えできるなんて。
なんと幸せなことでしょうか…。

屋敷神様、そんなからかうような目で見つめないでくださいませ。
照れているわたくしの姿など夕餉のおかずになどなりませんわ。

(今宵はここまでとさせていただきます。)


115 名前:吸血姫アーチェロ ◆ufrlRV4E 投稿日:2020/10/03(Sat) 13:46
>>106(柚葉さん)

>流石に私も、未だふぐに関する免許は取得しておりませんので
>このように直ぐに食することの出来るものを頂けるのは本当に助かります。

柚葉さんもお持ちでない免許と言うことは、人の命を預かる技能として厳重に取り扱われているのですね。
わたくしも過去にふぐで殺められそうになったことがあるので、ちょっと手を出しづらかったのですよ。
「日本びいきの貴女様のためにちゃんと調理したふぐをお持ちしました」
と言って持ってきたのが全くの嘘で猛毒入りのものを食す羽目になりましたの。
本当に狂信者の狩人と言うのはあの手この手で来られて困ってしまいますわ。
幸い、魔族の身で耐性に恵まれましたので事なきを得ましたが。

柚葉さんが免許をお取りになることがありましたら、真っ先に食べさせていただきたいですわ。
過去のイヤな記憶も雲散霧消しましょうから。

>まあ…。もし奥方様が同席されたのなら当時の思い出を語って下さるかも知れませんね。
>美食家である奥方様の事ですから、このお料理のお味を大いに理解なさっている事でしょう。

「美食家ってぇ、わたくしは、『女将を呼べ!』なんて言うより料理人のところに直接足を運ぶ方が気楽で良いわよぉ。」

…かの有名な日本の陶芸家よりもずっとあちらこちらに喧嘩を売った実績をお持ちかと思いますけれど。
なぜに、噂をした途端にこうも早くやって来られるのでしょう。
そして、お母様がいらっしゃったということは…。

「お腹空いた…。」

これは、画家のお嬢様、いらっしゃいませ。

「別に聞き耳を立ててなんかいないわよぉ。今夜はこの子が季節に合った絵を描いたっていうから、持ってきてあげたのよぉ。」

まあ、これは…これまで洋画にアクセサリーときて、そして今度は日本画でございますか?

群青の夜空、満月、薄の穂、月光の中で向かい合い両手の指を絡ませ合う…銀髪と黒髪の女性…
って、あのあのあの〜(あせあせ)。

「あげる。だから、ご飯…。」

は、はい、只今ご用意いたします!
(この絵を見たままジッとしているのはいたたまれません!
池永康晟さまや甲斐千鶴さまの絵を見た時と同様の胸の高鳴りに加えて、この絵の中の二人は、は、恥ずかしくて、あまりにも身の置き所がありませんわ!)

「まあ、うちの馬鹿松茸娘のことはおいといて、柚ちゃんにはわたくしの食べ歩きのこと、聞きたいならいっくらでも教えてあげるわよぉ。」

馬鹿松茸娘…って、言い方ぁ!
そして、やっぱり聞いていたんじゃないですかぁ!


>>107(柚葉さん)

柚葉さん、ゆうべはお客様がお出でのところ、先に休ませていただいてごめんなさいね。

>少し調べてみたのですが、漁師さん由来のお料理でもありやはり日本酒との組み合わせは
格別のようですね。
>日頃お世話になっている、この街の神社の土地神様がとてもお喜びになりそう…。

はい、「ハコフグの味噌詰め焼き」はたくさんいただきましたから、土地神様にもご奉納いたしましょうか。
どんな日本酒が良いものか商店街の酒屋様とも相談して、最高の組み合わせを差し上げたいですわ。

>ふふっ…。気付いてみれば行事やイベント尽くしの季節ですね。

今年も柚葉さんや皆様とご一緒に新しい思い出を作ってまいりたいですわ。
新たなお友達として妖精さんもいらしてくださって、きっと楽しい毎日になりましょう!

ハロウィンまではまだ間がありますが、今のうちにコスチュームをしっかり作っておきたいですね。
それから…旧暦の神無月には出雲のお社で神在祭がございます。
今年は新暦の11月25日から12月1日までとなっておりますが、土地神様からは
「この町の霊感のある娘たちには我の居らぬ間の街の清浄を保つ手伝いをやってもらいたい。
 なに、ただ毎日祈りを捧げればそれで良いゆえ、ぬしの家でも有志の者は手を貸してくれ。
 そして、おぬしは外より邪まな者が参らぬよう気を配っておいてくれると助かる。」
と頼まれておりますの。

皆様が安心して楽しい時が過ごせるお手伝いをわたくしができるなんて、本当に嬉しゅうございますわ。
良き十月を共に過ごしてまいりましょうね。

116 名前:吸血姫アーチェロ ◆ufrlRV4E 投稿日:2020/10/03(Sat) 16:19
>>108(柚葉さん)

>ん…。もしかしたら、今宵は社交部の皆様だけでなく意外な方が来訪されるかも…?
>いえ、お嬢様曰く神出鬼没、風に乗って何処にでも自由に現れる御方ですから
>決して意外ではないでしょう。

柚葉さん、只今帰りましたわ。
空から降る月の光がことのほか煌いて見えました。
社交部の皆様を迎えての星見の宴、ご準備いただいてお疲れ様でございます。

こちらの花瓶に生けていただいたススキが…まあ、穂の揺れるたびに月光を受けて艶々と光っておりますわね。
やはり、土地神様の霊験を受けたからなのでしょう。
地方に寄りましては魔除けともなるという花と伺っていますが、魔の気の強いこの家でもこんなに艶めいているのは、わたくしたちのことを受け容れてくれているのでしょう。
嬉しいですわ。

(すみません。レスが前後してしまいましたが、>>115の母の来訪はここに入ります。)

…。
馬鹿松茸娘…って、言い方ぁ!
そして、やっぱり聞いていたんじゃないですかぁ!

…ふう、とにかくこんな素晴らしい絵をいただいたからには夕餉にお誘いしないわけにはまいりませんわ。

「夕餉と宴、楽しみ…。」

わあ…夕餉がすっかりお月様尽くしですわね。
これは、真ん丸のオムライスの上に大根おろしに目鼻を付けたウサギさん、そして秋の風情の茸入りの餡をかけたのですね。
こんな和風の仕上げでしっかりオムライスのお味も引き立たせられるなんて意外ですわ。
茶碗蒸しには南瓜の濃黄色の鮮やかさが溶け出してこちらもきれいなお月様、南瓜の甘味が、鶏皮・海老殻・鰹節の出汁ととても相性が良いですわ。
けんちん汁にいくつも浮かぶ小さな白玉の満ちたる月、人参を星形に切ったお星さまとの白と朱の色合いの対比がカラフルですね。
白いプリンに浮かんでいるのは黄桃ですか。プリンの甘味に桃のコクが加わってとても深い味わいでございます。

卓囲み 灯火親しむ 月見かな…、ああ、満悦でございます。

「ふふふ…、日本ではどこで食べ歩きしても、どうしても柚ちゃんの味が恋しくなるわねぇ。」
「プリン、美味しい…。」

(社交部の皆様を迎えて、星見台に場所を移します)

…どうして、いただいた絵がこの場所に飾ってあるのでしょう?

「だってぇ、星見の宴に相応しい絵じゃないのぉ、飾っちゃダメなのぉ?」
「ダメなの…?」

あああ、お嬢様目に涙を溜められないで。
…わかりました、飾らせていただきます…。

ですが、今宵は空の月をこそご覧になってくださいませ。
街の外れのこの場所は、周囲は森に囲まれて街の灯は遠く、お月様の輝きを妨げるものはございません。
わたくしもただこの密やかなる光の舞い降りる時間を静かに味わっております。
と言いつつ、団子に手を伸ばさないわけには参りませんけれど。

それにしましても、緑茶に加えてこちらの紅茶…団子の濃厚な甘味にもとても合っておりますわね。
夏摘みの「ダージリン・セカンドフラッシュ」とのことですが、やはり丹精込めた淹れ方が決め手でございましょう。
三種類のお団子それぞれの個性ある甘味を全て優しく受け止めて、すっきりした口当たりの中に団子の味をしっかり引き立ててくれて素晴らしいですわ。

そして、今日はわざわざお出で下さった管弦楽部の皆様の演奏を得て、ささやかではございますがお月様をシャンデリアにダンスのひと時をお過ごしください…。

柚葉さん、今宵は貴女のお陰で本当に心躍るこの時を得ることができました。
ありがとうございます、本当に。

…どうか、わたくしにお手を。
今宵わたくしの最も愛しい時間を、わたくしと共にしてくださいませ…。

117 名前:吸血姫アーチェロ ◆ufrlRV4E 投稿日:2020/10/03(Sat) 18:22
>>109

あらあら、これはまた可愛らしいお菓子ですのね。
今日の宴にこんな素敵なものを持ってきてくださるなんて。
どうもありがとうございます。

なんでしょう、この思わず手のひらに載せてじっと見入っていたくなる可愛らしさは。
そして、うさぎさんたちと一緒に入っている真ん丸で淡い黄色のお饅頭のお月様。
ちゃんとお月様と一緒でうさぎさんたちも手のひらの上で踊り出しそうだなんて、菓匠の方のセンスに脱帽でございます。

つくづく東洋の人間のお月様を見る美のセンスは素敵ですね。
まさか、月でうさぎがお餅をついている情景を思い浮かべるなんて。
初めて聞いたときは不思議でしたけれど、お月様をじっと見ていると確かにそんな風に見えてきて、思わずため息が出てしまいました。
ため息が出ただけではなく、気分がふっわふわに上がってしまって、思わずうさぎさんに化けて野山を駆け回り、
オオカミに追い回されたのも懐かしい思い出でございます。

伊太利亜では、「茨をかつぐカインの姿」とか「カニ」とか言われていましたけれど。
うさぎさんがお餅をついている、そんなメルヘンな想像がわたくしは大好きでございます。

では、引き続き宴をお楽しみくださいませ。
紅茶のお代わりはいかがでございますか?


>>111

今宵の満月も本当に素晴らしいですが、ブルームーン…暦月の第2の満月が見られるというのも嬉しいですよね!
そして、青い月を見ることは稀であるため、「極めて稀なこと」を意味するんですから、私にとってはとても嬉しいお月様ですわ。
だって、こうして人間のみんなと一緒に宴を楽しめるのですもの…。

今回はススキを生けてお月様をお迎えしましたけれど、ブルームーンの夜には同じ名前を持つ藤色の薔薇を生けましょうか。
あるいは、ススキと一緒に一つの花器に生ける、というのはどうかしら?

もし、フラワーアレンジメントにお詳しいようでしたら、教えていただけると嬉しいですわ。


>>112

お豆腐の日?
…なるほど、10と2で「とお(う) ふ」でございますか。
なるほどなるほど、巧いこと考えましたわね。
ああ、それで商店街の豆腐屋様でいろいろな新作豆腐が並んでいたのですわね。
卵黄を載せた「お月見豆腐」も売っていましたけれど、我が家はメイドさんの素敵なお料理が並ぶので買い控えましたわ。
この次行ったときまだありましたなら、お夜食用に買ってみようかしら。

日本にはこうした食べ物にまつわる「○○の日」が多くて面白いですね。
1月15日が「いちごの日」というのは分かりやすいですが、
毎月22日がショートケーキの日と聞いたときは「?」でした。
理由が、カレンダーで22日の真上が「15」で『いちごが載っているから』だなんて、よく考えたものですわ。

毎月3、4、5日は「みたらしだんごの日」、『み(3)たらし(4)だんご(5)』だからなんですってね。
これで明日のおやつは決まりでございます。
必ず和菓子屋さんに言ってまいりますわ。


118 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日:2020/10/03(Sat) 19:03
お嬢様は長生きだから生きている間に月面旅行にいけそうですね

119 名前:吸血姫アーチェロ ◆ufrlRV4E 投稿日:2020/10/03(Sat) 19:23
>>118

まあ、その考えはございませんでした。
そうですわね、いずれ人類が今よりももっと簡便に、安全に月へと参れる交通手段を開発したならば、行ってみたいですわね。
かつては翼をもつわたくしたちは地上の人間を見下ろしたものですが、今は人間の翼ははるか彼方まで届くようになりました。
かつてアポロの月着陸の中継を見た時もそうですが、本当に人間の未知の旅への熱情は凄い、と思い知らされてしまいます。

ですが、そのような旅行を行うのでしたら、今この宴を囲む皆さんと…なかんずくこの場をこんなに素晴らしい一夜にしてくれたわたくしの大切な女性(ひと)と共に参りたいものでございます。
素敵な体験は人と共有してこそ本当に掛け替えのないものになりましょうから。

貴方様ともご一緒できると嬉しいですわね…。


120 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日:2020/10/04(Sun) 17:24
好きな映画とかありますか??

121 名前:羽藤柚葉 ◆cmJTqYfU 投稿日:2020/10/04(Sun) 22:00
>>115-116(アーチェロお嬢様)

>なぜに、噂をした途端にこうも早くやって来られるのでしょう。
>そして、お母様がいらっしゃったということは…。

ご無沙汰しております、奥方様…。(ぺこり)
そして、画家のお嬢様もお元気そうで何よりです。

“噂をすれば”と申しますが、おもてなしをさせて頂く私の立場としては
半ば期待しておりました。
こうして日ノ本の秋の行事を、お嬢様と共に楽しんで頂ければ何よりの事でございます。

>「お腹空いた…。」

はい、無論準備は出来ております。
本日は社交部の皆様にもお越し頂いておりますので、共に盛り上がって下さいませ。

>群青の夜空、満月、薄の穂、月光の中で向かい合い両手の指を絡ませ合う…銀髪と黒髪の女性…
>って、あのあのあの〜(あせあせ)。

これは…。ふふっ…。(微笑)
この幻想的な風景…。
そしてお嬢様と私を参考にして頂いたのなら、今宵はこれ程嬉しい贈り物は他にございません。
私は、お嬢様との絆を他の方にもご理解頂けた記念の品として、大事に飾らせて頂きます。

さあ、お茶のお代わりをお持ちしましょう。

>そして、今日はわざわざお出で下さった管弦楽部の皆様の演奏を得て、ささやかではございますがお月様をシャンデリアにダンスのひと時をお過ごしください…。

ふふっ…。「†吸tie Ladies†」の歌詞を思い出してしまいますね。
今宵は正に、お月様の見下ろすこの星見台がダンスホール…。

>…どうか、わたくしにお手を。
>今宵わたくしの最も愛しい時間を、わたくしと共にしてくださいませ…。

はい、喜んで…。(微笑)
画家のお嬢様からの贈り物のように、絆を確かめ合いましょう…。

皆、思い思いに踊っていらっしゃいますね。それも月夜の夜風の如く、たおやかに…。
これもまた、学校やお屋敷での社交部の活動を通しての賜物でしょう。
お嬢様が育んできた絆と努力を示す一つの在り方であることを、奥方様にも理解して頂けたかと思います。

あちらでは画家のお嬢様にダンスの手ほどきをしながらも、嬉しそうに皆と私達を見ていらっしゃいますね。
やはり、母の愛は私達を照らす今宵の月光の如し、ですね。
奥方様が日ノ本におられるのであれば、私の母とも再会できる日を願っておりますわ。
そうですね…。この次は、共にオハシラサマのお膝元で…。

(申し訳ありません。今宵の返信はここまでとさせて頂きます。)

122 名前:羽藤柚葉 ◆cmJTqYfU 投稿日:2020/10/07(Wed) 19:52
>>111

はい、秋は本当に月に関する行事やイベントが目白押しですね。
特に今年の10月は、1日はお月見、31日はブルームーンとなっていますから。
やはり秋において、月は季節の象徴と言えましょう。

出来ればブルームーンにも、何か催し物が出来ればと思いますので、考えておきましょう。
最もその前に、ハロウィンイベントがあるのでそちらを終えてからになりますが。
もしこの星見台においてお嬢様が青い着物、またはドレスを纏ってお立ちになられたなら…。

ブルームーンに照らされて光り輝く銀髪と、人を癒すと言われる青い輝きと身に纏って
皆様を魅了してしまうでしょうね。(微笑)

>>112

はい、日付の語呂合わせですね。
確か商店街ではお月見に続いてお豆腐屋さんやスーパーでも
お豆腐のイベントが行われていました。

うかうかしていると、見逃してしまう日付も意外と多いですね。
そのような時は、大抵お買い物中に思い出したり知ったりする事が多いです。
ちょっとお得な値段で買えたり、当日限定の美味しいものが店頭に並んだり…。
日々のお買い物を、それらのイベントが更に楽しいものにしてくれますね。

>>118

ええ…。もし私達が存命である間に実現して下されば素敵ですね。
アポロの月着陸は私の生まれるより大分遡ることになりますが、
人の未知への挑戦が遂に月へと降り立つに至ったのを目にしたお嬢様の感想は、
どれ程のものだったでしょう。

そういえば有名なペプシコーラのCMで、宇宙旅行のプレゼントという企画がかつてあったそうですが
やはり実現が難しく頓挫したという話を聞いたこともあります。
ですが、実現が容易ではないからこそそれを目指すのも人の英知というもの。
お嬢様としては、人の英知が良き形で実現する事を願いながらこれからも生きていかれる事でしょう。

願わくば、私も歴史の1ページが実現するのを共に目にしたいものですね。


123 名前:羽藤柚葉 ◆cmJTqYfU 投稿日:2020/10/07(Wed) 20:05
>>120

映画に関してはジャンルを問わず、色々見てきました。
特に父が、洋画が好きだったもので…。
若干アクション系のものを多く見ていた気がしますね。
趣味に関しては何かと父の影響が大きくて、男性的だと言われたこともあります。

実家にいた頃は、地上波デジタル放送に切り替わる前のVHSに父が録画した映画を
色々と一緒に見ていました。

特に、金曜日、土曜日、日曜日の映画の時間の最初と最後に解説をなさってくれる
映画人とも言える方々の語り口は子どもの頃好きだったんですよ。
金曜日は水野晴郎さん、土曜日は高島忠夫さん、そして日曜日は淀川長治さん…。
私がVHSで目にした時には亡くなられていたのが残念でしたが…。

でも解説の方がおられると、時には怖い映画でも色々と理解しながら見る事が出来て
怖さが少し薄れたのを覚えています。

いやあ、映画って、本当に面白いものですね。(苦笑)
あら、下手だったかしら?

124 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日:2020/10/08(Thu) 06:52
ここの廃校はね、戦争の時死体置き場だったの。
お兄ちゃんは、死んだ私に血を分けてくれようとしたの。
そして私はみんなと一緒に壁の向こうに埋められたの。

あれからずっと、この中に一人でいたの…。
だから、お腹がすいてるの!

(瞳が玉虫色に光り、金縛りにする)

私、お兄ちゃんの血を浴びたの。
それから血がほしくてたまらないの。
だから、お姉ちゃんたちの血をいっぱいちょうだい。

(次は首筋に喰らいつこうとする…)

125 名前:羽藤柚葉 ◆cmJTqYfU 投稿日:2020/10/08(Thu) 13:04
>>124

バシィン!!!
(お守り袋の中の『朱珠』が灼熱の輝きを放ち、少女を弾き飛ばす)

目を見てしまい、金縛りにあってしまったのは不覚でした…。
ですが、お嬢様と私の絆の証である『朱珠』は、私に害を為そうとする妖(あやかし)を寄せ付けません。
もし害を為そうとすれば、灼熱の輝きに身を焼かれます。

…可哀相に。
貴女の死を受け入れられないお兄さんから生き血を与えられてしまい、
死者から『鬼』となってしまったのね。
死者に生者の血を与えるのは禁忌です。
万が一血の味を覚えて蘇る事があれば、際限なく生者の血を求め続けてしまう…。

戦争の時代という事は、辛い時代に運命を翻弄されたのね。
でも、貴女にどんなに悲しい過去があったとしてもこれ以上現世に留まらせるわけにはいかない。
このまま留まれば、血を求めて貴女は際限なく鬼として罪を犯し成仏出来なくなってしまうわ。

幸い、貴女はまだ罪を犯したわけじゃない。
今ならまだ、間に合うわ。

お嬢様、力をお貸し下さいませ…。
私の『贄の血』に、かつての母の『オハシラサマ』の力が宿っているのなら…。
『オハシラサマ』の象徴たる、『月光蝶』よ…。
この娘の哀れな御霊を、あるべき場所へ…。

(お互いの手を握り締め、朱と蒼の蝶の群れを顕現させて少女を包み込む…。)


126 名前:吸血姫アーチェロ ◆ufrlRV4E 投稿日:2020/10/09(Fri) 22:37
>>120

「月世界旅行」…、ふと思い出したのは、お月見をした直後だからですわね。

1902年、映画の黎明期のフランス映画ですございます。
たいそう評判になっていると聞いて、見たいと思っていたら、お父様が城館の中にホームシアターを作ってくれて、それで鑑賞いたしましたわ。
今見てみますと、まだ舞台劇のような演出ですけれど、特殊撮影も大いに取り入れていて不思議でファンタジックなSFとして、なお瑞々しい魅力を放っておりますわね。

月世界に旅するなんて果たして実現するのか?と思っていましたら、わずかに60年余の後それを実現してしまうのですから、人間の叡智には本当に驚かされます。

とはいえ、特にその後は特にSF映画を追い続ける、というわけでもございませんでしたけれど。
他に思い出深い映画を挙げてみましょうか…。
「制服の処女」、「ローマの休日」、「桜の園」、「マリア様がみてる」、「恋は雨上がりのように」…。
いずれも年若い女性の繊細な心理を丹念につづった物語でございます。
同じ年頃の娘として、見ていて心揺さぶれ、キュッと胸を締め付けられる想いを抱いてしまいますわ。

あら、我が家のメイド見習い三人娘が何故にあきれ顔なのでしょう?

「『同じ年頃』って…姫様、どの口で仰いますか…。」

って、良いではありませんか!
心はまだ少女なのですよ、肉体年齢なんて、ただの飾りですわ!


127 名前:吸血姫アーチェロ ◆ufrlRV4E 投稿日:2020/10/09(Fri) 22:41
>>121(柚葉さん)

>“噂をすれば”と申しますが、おもてなしをさせて頂く私の立場としては
>半ば期待しておりました。

…もしや柚葉さんは召喚魔術の才能がおありなのかしら?
魔法陣も描かずに思念だけで悪魔を呼び出すほどの…。

「なにか言ったかしらぁ?」

いえ、別に…。

>こうして日ノ本の秋の行事を、お嬢様と共に楽しんで頂ければ何よりの事でございます。

「ああ、もう、柚ちゃんたらぁ、冷たいこの娘の代わりにウチの養女になりなさいよぉ。
 なんならいっそ、わたくしと二世を契るというものありよぉ。」

!!
ごめんなさいお母様大歓迎ですご一緒にお月見を楽しみましょうですからいま思いつかれたことは即刻頭から追い出してください! −

「うっわぁ、すっごい早口ぃ。そんな目の色変えなくても取ったりしない、しない。」

>これは…。ふふっ…。(微笑)
>この幻想的な風景…。
>そしてお嬢様と私を参考にして頂いたのなら、今宵はこれ程嬉しい贈り物は他にございません。

柚葉さん…、そんなに喜ばれるなんて、わたくし、さらにさらに照れてしまいますわ。
わたくしなどこの絵を見ているだけで気持ちが高ぶってしまいますのに…。
先ほど申しました甲斐千鶴さまの絵でも、軽部様からわたくしたちに似ている絵がある、と言われて紹介されたのを見てみて、ずい分ドキドキしましたけれど。

Pixivにアップされています「あのよろし」という題の絵はわたくしに似ていると言われたのも照れましたが。
「pixiv 甲斐千鶴」で検索して出てまいります「甲斐千鶴@お仕事募集ー - pixiv」に上げられた黒髪の女性ら…「ひらひら」「恋わずらい」「Wanna be an angel」「一緒。」「きっと生まれ変わったら」、これら皆々柚葉さんとイメージが重なって、何度溜息を吐いたことか…。
(柚葉さんがご自身にどのようなイメージをお持ちでいらっしゃるか分かりませんので、もしご覧になって不本意でしたらごめんなさい!)

まして、わたくしたちをモデルに描いていただいたこのように美しい絵を柚葉さんが喜んでくださるなら。
そのお気持ちを決して裏切らないわたくし、貴女と指を搦め合うに相応しいわたくしでありたい…。

>ふふっ…。「†吸tie Ladies†」の歌詞を思い出してしまいますね。
>今宵は正に、お月様の見下ろすこの星見台がダンスホール…。

ああ、柚葉さんがわたくしの差し伸べた手を取ってくださって…。
月光に照らされた貴女があまりの輝きに夢幻の如く感じられてふと不安になりましたのに。
確かな触れ合いを感じられて、心の隅々まで歓喜で満ちていきますわ。
ふと視界に入る贈り物あの絵が、今はわたくしたちを映す鏡そのものに思えてまいりました…。
あのお嬢さまはわたくしの心を一点の曇りも無く描いていてくださったのね。

>皆、思い思いに踊っていらっしゃいますね。それも月夜の夜風の如く、たおやかに…。

あの過ぎ去りし日、「社交部」を作っては、とお奨めくださったあの方も、わたくしにいただけた一つの縁でしたが。
その言葉をわたくしなりに形にしたいと努め、そして柚葉さんのご指導をいただいて、こんな素敵な絆をいただくことができました…。
円舞曲に乗せて、わたくしたちが皆喜びを共有し合える日が来るなんて…、感謝の想いが心に溢れてまいります…。

>あちらでは画家のお嬢様にダンスの手ほどきをしながらも、嬉しそうに皆と私達を見ていらっしゃいますね。
>やはり、母の愛は私達を照らす今宵の月光の如し、ですね。

…お母様も、あのように優しい表情をなさることもあるのですね…。
人と魔族の溝をご存じだからこそ、その境を感じさせない画家のお嬢様の曇りの無い心を愛していらっしゃるのでしょうか…。
柚葉さんの仰るとおり、わたくしたちを照らす愛をお持ちであることを、今不思議と素直に感じますわ。
…もっとも、本人の前でそう口にする気はございませんし、それがわたくしたち母娘にとって自然だと思うのですよ。

>奥方様が日ノ本におられるのであれば、私の母とも再会できる日を願っておりますわ。
>そうですね…。この次は、共にオハシラサマのお膝元で…。

母を、経観塚へ…ご母堂様のところへ、でございますか。
それはとても有難いお話しですけれど。
あの人を連れて行って…大丈夫でしょうか?
邪神の類いを玩具にして泣かせてしまったりしないかと、少し心配ですわ。

(申し訳ございません。今宵はここまでとさせていただきます。)


128 名前:吸血姫アーチェロ ◆ufrlRV4E 投稿日:2020/10/09(Fri) 23:34
補足でございます。

>Pixivにアップされています「あのよろし」という題の絵はわたくしに似ていると言われたのも照れましたが。

甲斐千鶴さまのこの絵、「pixiv 甲斐千鶴 あのよろし」で検索すれば出てまいります。

それと、「pixiv 甲斐千鶴 桜」で出てくる絵の女性も素敵でございます。
桜と黒髪の女性の組み合わせは、わたくしの最愛の方との思い出に直結いたしますわ。

129 名前:羽藤柚葉 ◆cmJTqYfU 投稿日:2020/10/10(Sat) 09:45
>>127(アーチェロお嬢様)

>ごめんなさいお母様大歓迎ですご一緒にお月見を楽しみましょうですからいま思いつかれたことは即刻頭から追い出してください! −
>「うっわぁ、すっごい早口ぃ。そんな目の色変えなくても取ったりしない、しない。」

クスッ…。この奥方様とお嬢様のやり取りも、既に日常の中の一部となりつつありますね。(微笑)
お嬢様の、普段とは異なる慌てぶり…。
やはり家族だからこそ、素直に見せられる一面と申せましょう。

それに、お嬢様からは口ではあのように語っておられながらも奥方様とお会いできて嬉しい気持ちが
私にはよく分かります。
それと同時に、おもてなししながらもあのやり取りを私も楽しませて頂いているのですけどね。(笑)

>あの人を連れて行って…大丈夫でしょうか?
>邪神の類いを玩具にして泣かせてしまったりしないかと、少し心配ですわ。

(ここからは想像です)

奥方様:その白花ちゃん、蛇神を還すためにオハシラサマの務めを果たしてるなんて、偉いわねぇ。
でも、その蛇神のせいで家族と過ごす時間も若い子の大事な青春の日々も奪われたなんて不公平よねぇ。
何なら、私が直ぐにでも『主』とやらを還して、お役目からその可愛い子を開放してあげたいわぁ。

柚明:まあ、オルキデア様ったら、ご冗談を。(微笑)
あの子は、自らの意思でオハシラサマとなる道を選んだのです。
それは、かつての私も同じ…。
その事に対して、私も白花ちゃんも何一つ苦に思うことなどありませんわ。
でも、あの子を再び家族の元に返して差し上げたいというオルキデア様の心遣いだけは
有難く頂戴いたします。

アーチェロお嬢様:(小声)お母さまなら、本気でやりかねませんわ…。
何があってもお止めしないと。

柚葉:(小声)ま、まあ、流石にご冗談だと思いますが…。(汗)
『オハシラサマ』のお役目は、主を封印し御霊を還すのみならず、私達の町の土地神様と同じく
経観塚の霊的な守護を司っているわけですから…。
それが分からない奥方様では絶対にないと思いますし…。

…お屋敷の居間で、お茶を飲みながらこのようなやり取りが想像できますね。(苦笑)
とはいえ、白花さんは若く端正な顔立ちですから、初めて奥方様が白花さんとお会いした時には
奥方様が若干暴走めいた事をなさろうとしてやはりお嬢様が御止めする事になるかも…。(汗)

…さてと、楽しいひと時はあっという間に過ぎてしまいますね。
では皆様、御集り下さいませ。
今宵の素敵な月夜を祝して、記念撮影と参りましょう。

(この後社交部の皆様は家路につかれ、一同は解散となりました。)

これでまた、アルバムに素敵な1ページが加わるのですね。
前回の七夕の際はお祭り会場でお別れしてしまいましたので記念撮影は叶いませんでしたが、
今回は社交部の皆様と共にお屋敷にお越し頂いたお陰で、奥方様のお姿も記念写真に残すことが出来ました。

親しい方々との写真は勿論ですが、そこに家族が加わるのは嬉しさも一入ですね。
さてと…。私は先輩(オルキデア様の前では本名の呼称はしないよう気を付けています)とお片付けに入ります。
三姉妹さん達にお願いしてありますので、準備が出来次第お嬢様は入浴を…。

それにしても、少し遅い時間となりましたね。
それなりに離れた場所に住んでいらっしゃる画家のお嬢様は大丈夫でしょうか?
いえ、奥方様でしたら

「この娘は私が飛んで運んでいくから、終電の心配はしなくていいわよぉ?」

となりそうですが…。それこそ大騒ぎになってしまいますので…。(汗)
画家のお嬢様の都合にもよりますが、お布団をもう2組準備しておきましょう。

130 名前:羽藤柚葉 ◆cmJTqYfU 投稿日:2020/10/10(Sat) 10:11
>>128

早速甲斐千鶴さまの「pixiv 甲斐千鶴 あのよろし」「pixiv 甲斐千鶴 桜」
拝見致しました。
「あのよろし」は正に、お嬢様のイメージそのもの…。
かつてお会いした事があるのではないかと思う位に、イメージが重なりますね。
あれから他のイラストも拝見したのですけど、「あのよろし」の白とは少し対照的な
「洛都春艶」もまた、素敵でした。
もし機会があれば、この装束を纏われたお嬢様を奥方様のお連れしたあの方に是非描いて頂きたいですね。

そしてこちらの「桜」…。
私達の出会い、導きが正にこの花でしたから…。
こちらの女性と私を重ねて下さったのでしたら、本当に嬉しいです。
まだまだ一人前の「大人の女性」には至らぬ私ですが…。
外面も内面も、こちらの素敵な女性に近づけるよう今後も精進して参ります。

他にも「藤2017」も素敵でした。
藤の花はお嬢様も特に好きな花ですから、ついついお嬢様を重ね合わせて見惚れてしまいますね。(微笑)

この甲斐千鶴さまの美麗な絵の数々…。
今後も素敵な作品が生まれるのに期待しております。

お嬢様もやはり、こちらのHPで様々な方の絵を楽しまれているのですね。
私は最近、友人からあの「はめふら」関連のオリジナルの漫画で色々と面白いものを勧められて
よくこちらに足を運ぶのですよ。
もし機会があれば、「カタリナ・クラエス 夕くれま」で検索なさると、面白い作品が色々と見られますよ。(笑)



131 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日:2020/10/10(Sat) 11:02
雨の日は読書に限りますな

132 名前:吸血姫アーチェロ ◆ufrlRV4E 投稿日:2020/10/10(Sat) 16:59
>>124
>>125(柚葉さん)

この校舎ですわね?
吸血鬼が夜な夜な出るとの噂が立っている廃校は。
学校は移転、興味本位のオカルトマニアがやってきては、青い顔で「吸血鬼に襲われた」とか騒いでいるとか。
それが本当なら、他人様にご迷惑をおかけするような不埒者の同族は放っておけませんわ。

…柚葉さん、買い物帰りのついでとは申せ、貴女の身に危険があってはならないからお家に帰られては、と申しましたのに。
でも、貴女も感じられたのですね?
かそけき魂の慟哭の声を。
ならば柚葉さんのお優しさこそが、彼の魂が本当に必要としている者なのかも知れませんね。
では、わたくしが貴女の楯となりますゆえ、共に参りましょうか…。

わたくしたちが知らぬふりをしていては、いずれシスター・カリーナが参られて、問答無用で魂を撃ち滅ぼしてしまわれるでしょう。
その前にわたくしたちで何とかあの嘆きの声を鎮めることができると良いのですが。

>ここの廃校はね、戦争の時死体置き場だったの。
>お兄ちゃんは、死んだ私に血を分けてくれようとしたの。

貴女がどれほどの無念と共に命を散らされたか、貴女のお兄様がどれほど愛する貴女の命を繋ぎとめようと懸命になられたことか。
わたくしも時の流れの中、戦乱で大切な家族や友達が失ってまいりました。
何も成し得なかった我が身が呪わしく、彼ら彼女らの命を奪ったものを呪うこともございました。
一のお兄様を人の手で殺められたと知った時、わたくしの心は狂おしくかき乱されましたこと、今も忘れらません。

貴女のお兄様の想いは間違いなく尊きものでございます。
ですが、それでも。
反魂の術を以て貴女様を地上に留めたとき、貴女様の生への渇望のゆえに清らかだったはずの貴女の魂は妄執と我欲で染められてしまった…。

ですが、今ならまだ間に合いましょう。
私の横に立つこの女性(ひと)の優しい心を経て感じ取れる貴女の心の変わらぬ純粋な想いが、訴えかけてきます
「わたくしを眠らせてください。お兄ちゃんのもとへ送ってください。
もうこれ以上誰も傷つけたくはないから。」
そう貴女が、貴女ご自身が言っているのです。

>(瞳が玉虫色に光り、金縛りにする)

貴女のその力、効きませんよ、わたくしには。
真祖直系吸血鬼、わたくしアーチェロ・ディ・カルミーニオ=ミズリーナは、貴女とは違う本物の…魔の者なのですから。

そして。
これ以上、その昏き力を以てわたくしの柚葉さんを傷つけることは許さぬ。
彼女の持つ「朱珠」が其方(そなた)の力を退けたのは、其方を決して見捨てはしないという彼女の優しき決意の顕現。
彼女のその想いを蔑ろにすることは、わたくしが許さぬものと知れ。

>幸い、貴女はまだ罪を犯したわけじゃない。
>今ならまだ、間に合うわ。

…ごめんなさい、少し冷静さを失っていました。
どうやら彼女も分かってくださったみたいね。
彼女魂が澄み渡って、そして蝶々に誘われて消えていきました…。
良かったわ…。

(思わず知らず、柚葉さんと手を手を取り合います)

やはり柚葉さんのお優しさが、あの子の心を癒したのですね。
柚葉さんにしか出来ない、本当に尊いお心遣いでした…。
貴女に救われたのは、わたくしも同じこと。
彼女の安らぎは我が事のように分かりますわ。

どうか、あの子が魂の永遠(とわ)に安らかでありますように…。


133 名前:吸血姫アーチェロ ◆ufrlRV4E 投稿日:2020/10/10(Sat) 20:02
>>129(柚葉さん)

>クスッ…。この奥方様とお嬢様のやり取りも、既に日常の中の一部となりつつありますね。(微笑)

柚葉さん…、貴女の見ている光景は普通ではないのです。
慣れてしまわれては困るのです。
…はあ、なんで家出娘の家に当然のように居座っているのでしょう、この方は。
「嬉しい気持ち」?
諺に曰く、「故郷は遠くにありて思うもの」ですわ。
ふるさとがこうも傍に居られては感慨も何もあったものでは…。

「柚ちゃあん、やっぱりわたしと二世を…」

ああ、もう、それずるい、ずるいですわ!

>(ここからは想像です)

…柚葉さんは召喚術だけでなく、未来予知能力までおありですか?
本当にお母様とご母堂様のお話を聞いているようですわ。
それも、小春日和の陽光の差す日本間で、至極穏やかにお茶を飲まれながら、でもそれぞれのご信念を胸にその思うところ、譲れない心をしっかりと交わしながらの会話として。

「ふふふ、ならわたくしもあちらで彼女に余計な手間を取らせずに済んで良かったかしらねぇ。
 教えてくれてありがとう。
でも蛇神クンと遊べないのはちょっと残念だぁ。」

…わたくしも今のうちにお母様が聞き分けてくださって心底安心しています。
お礼申しますわ、柚葉さん。

「あの子は、自らの意思でオハシラサマとなる道を選んだのです。」
ですか。
それは、「アカイイト」のご母堂様エンドで見せていただいた、あのシーンですわね。
ご母堂様に対し、
「僕はオハシラサマに成りたくて成るんだ」
と仰った時のお言葉に寸分の迷いもございませんでしたもの。
今も彼の方は経観塚の地を優しく見守ってくださっているのです。
そのお志は誰であろうと妨げてはなりませんわ。

「じゃあ代わりに、この町にいるっていう、跳ねっ返りのシスターでも…。」

やめてください、わたくしの胃が持ちませんわ!

(星見の宴が終わって後でございます)

柚葉さん、お疲れさまでした。
社交部の活動も回を重ねてまいりましたが、今宵は秋の夜長の静寂(しじま)に円舞曲奏でられる中、殊の外優美にして高雅なひと時を皆様に味わっていただけましたかと存じます。
私の母が来たことでどうなるかと最初気が気ではありませんでしたが、
柚葉さんのいつもと変わらぬ英国伝統のメイドのご作法が、あの場の空気を律しつつも和やかな空間としてくださいました。
貴女の後に続くメイドコースの部員たちも、その立ち居振る舞いはまさに社交界の司る可憐な花々でございました。

皆さんがそれぞれ思い出を心行くまで作られた今宵の1ページ、こうして収めた写真を見るたびにわたくしは、皆さんとの大切なひと時を思い出して繰り返し心に刻むことでしょう。
この先の生涯、ずっと。

>それなりに離れた場所に住んでいらっしゃる画家のお嬢様は大丈夫でしょうか?

「彼女ならわたくしの腕の中で寝てるわよぉ。このまま飛んで帰っても良いのだけどぉ。
 布団、あるのぉ?
 じゃあ、今晩泊めてくれるぅ?
 わたしもちょっと疲れたしぃ。」

…お母様なら、魔法陣を書いて瞬間移動できるのでは?

「ああっ、それ言う?言っちゃう?
 めんどいのよぉ。あれ、けっこう。」

…と言うわけです。
ごめんなさい、柚葉さん、お布団をご用意いただけますか?
わたくしもお手伝いしますから…。


134 名前:吸血姫アーチェロ ◆ufrlRV4E 投稿日:2020/10/10(Sat) 20:59
>>130(柚葉さん)

>早速甲斐千鶴さまの「pixiv 甲斐千鶴 あのよろし」「pixiv 甲斐千鶴 桜」
拝見致しました。
>「あのよろし」は正に、お嬢様のイメージそのもの…。

柚葉さんもご覧になったのですね。
…「あのよろし」がわたくしに似ていますか?
よかった…、すごくホッといたしました。
日々魔の気を不用意に出さないようにと気をつけていますが − その分我が家の屋敷林の中では気を抜いていますけれど − 人様がわたくしの姿に怖い思いをしはしないか、とまだときどき不安になることがございます。
あの絵の様に見えていると仰るのでしたら安心でございます。
教えてくださった軽部様にもお礼を言っておきますわ。

「洛都春艶」も見てみましたけれど…。
何だか胸が少し胸にちくっと来る思いがいたしました。
微笑んでいるようでなんだか寂し気な表情は、かつてこの町に来たばかりのわたくしはこんな顔をしていたのではないか、と思えて。
そう、あの日のように…。
桜舞い散る中、貴女がいらしたとき、
(わたくしは魔族の身。前の町も追い出されてきた人に怖れられる者。
 なのに、そんなに優しいお顔でわたくしに微笑んでくださるのですか?
 わたくしのことを見捨てないでいてくださるのですか?)
心の中でそう呟いたあの時の…。
そう思うと、この絵がとても懐かしいものに思えてまいります…。

そして、柚葉さんがご自身で「桜」の絵を気に入ってくださったのなら。
これら二つの絵は大切な対の絵として、いつまでも保存しておきたいですわ。

それから申しておきますが、わたくしは柚葉さんがあの絵のように「大人の女性」と思っておりましてよ?
でも、わたくしなどの想いよりもさらに高く羽ばたこうと精進されている、それが柚葉さんなのでしょうね。

あ、それから、同じくpixivに甲斐様が投稿された「オールドチャイナ」の女性も柚葉さんを思わせますわ。
澄んだ意志的な瞳を輝かせていて…。

「藤2017」は、月と藤をバックにしたとても澄明で凛然とした素敵な絵ですわね。
それをわたくしにダブらせていただけるなんて、嬉しいですわ。
わたくし邦楽は嗜んでおりませんでしたが、がんばって奏でてみますわね。
柚葉さんが精進されるように、わたくしも選んでくださった絵に相応しい自分でありたいですもの。

「夕くれま」様のご紹介、どうもありがとうございます。
カタリナ様のいらっしゃるところ、無自覚に魅了した皆様がいつも楽しい輪を作っていらして、わたくしもああなりたい、と思われる素敵なお友達関係ですわね。

カタリナ様、前世のフランクなお人柄をそのまま受け継いでいらっしゃるからお友達同士、敬語無しでのおしゃべりに憧れていらっしゃるようですが。
皆様、カタリナ様が大好きだからこそ、これはハードルが高くて破壊力抜群のようですわね。
マリア様はがんばってクリアされましたが、アニメのEDのカタリナ様のような埴輪フェイスになられて…、戻ってこられるのでしょうか?
そして、メアリ様…がんばれ!


135 名前:羽藤柚葉 ◆cmJTqYfU 投稿日:2020/10/10(Sat) 21:16
>>131

はい、暫く雨が続き、金木犀の香りを楽しみながらお散歩とお買い物を
楽しむ時間が取れなかったのは少々残念ですが…。

お家の中でお茶を飲みながら、ゆっくりと読書が出来る時間が取れるというのも
また格別ですね。
幸い、お仕事が殆ど片付きましたので直ぐにお茶の準備をさせて頂きます。

というわけで、新たな書籍を探していたところ少し気になる作品がありましたので、早速購入してみたのですよ。

『吸血鬼は僕のために姉になる』(ダッシュエックス文庫)

本の表紙とタイトルに惹かれるものがあり、あらすじを見てみたところ
すぐにでも読みたくなってしまいました。
だって、こちらの作品のヒロインの吸血鬼の女性…。
美しい銀髪と容姿といい…。
お屋敷に住んでいらっしゃる事と言い…。
姉のような優しさと立ち居振る舞いと言い…。

…お嬢様に、良く似ていらっしゃるんですもの。(微笑)
まだ読み始めたばかりですが、私の好む優しい物語であるのは間違いないようです。
ゆっくりと、読ませて頂きます。

136 名前:吸血姫アーチェロ ◆ufrlRV4E 投稿日:2020/10/11(Sun) 07:46
>>131
>>135(柚葉さん)

「晴耕雨読」とはよく申したもの。
書を読むという習慣がこの世界に息づいていることを教えてくれますね。
しとしとと雨降る静かな日は、蛇の目傘でお散歩するのも良いものですが。
静かに書を楽しみ、めくるページのその先に広がる世界に浸るのも良き時間とわたくしも思いますわ。
貴方様はどんな書を嗜んでいらっしゃるのかしら?

私は先日1冊の書を読み終えて、新しい1冊を買ってまいったところです。  
読み終えたのは
『AGI -アギ- バーチャル少女は恋したい』(電撃文庫)。
意志を持ったAIと人間の青年の恋物語です。
読み始めたのは
『有川夕菜の抵抗値』(電撃文庫)。
身体から電気を発してしまう特殊体質の少女の物語です。
いずれも人間界において特異な存在ゆえの苦難在り、同時に得られた絆の尊さを実感させる。
そんな物語に惹かれてしまうのですね。

でも、柚葉さんが教えてくださった『吸血鬼は僕のために姉になる』を立ち読みしてみて。
即行で買い求めましたわ。
柚葉さんからわたくしと似ている、と言われて照れてしまいますが、人間の少年とかかわっていく真摯な姿から目を離すことができません。

そして、読み始めてすぐにこんな言葉が思い浮かびました。
『霧雨セナははかれない』
わたくしの大好きな漫画のタイトルの主語の『阿波連さん』を取り換えたのですが。
とても世話好きでどんどん少年に近づいてくるセナ様のそのお姿が、なんだかとても微笑ましくて。

柚葉さん、素敵な物語を教えてくださってどうもありがとうございます。

わたくし、この霧雨セナ様が大好きになると思います。
彼女のこと、珈琲店の吸血鬼・クリス様にぜひ教えてさし上げたいです。
そして、いつかはセナ様も交えて三人でおしゃべりがしてみたいですわ。
その時は、柚葉さんの紅茶とクリス様の旦那様の珈琲のお世話になることは必定でございましょう。
ああ、楽しみでございます。


137 名前:羽藤柚葉 ◆cmJTqYfU 投稿日:2020/10/11(Sun) 13:08
>>136

お嬢様、食後のお茶をどうぞ…。

『吸血鬼は僕のために姉になる』(ダッシュエックス文庫)

こちらの作品を、お嬢様にも気に入って頂けて何よりです。
先日、私は読み終えました。
まだ発売されて間もない作品故に、極力「ネタバレ」は避けますが…。

「家族」「絆」そして、「受け継がれていく大切なもの」…。

お嬢様が大切になさっていて、共感できるものがこの作品の中には
数多くありました。
霧雨セナさん…。お嬢様とお会い出来ればと願わずにはいられない方でした。

>彼女のこと、珈琲店の吸血鬼・クリス様にぜひ教えてさし上げたいです。
>そして、いつかはセナ様も交えて三人でおしゃべりがしてみたいですわ。

はい、その際は是非クリス様と旦那様の経営するカフェが相応しいかと思います。
その際は是非、手作りスイーツを持参させて頂きたいですね。
もし交遊が深まれば、セナさんのお屋敷、または当屋敷におかれましても…。

ふふっ…。金色の花が一輪、そして銀色の花が二輪…。
素敵なおしゃべりの時間になりそうですね。

そのひと時におかれましては、クリス様にも少し休憩して頂いて
代わりを勤めさせて頂きたいですね。
その際にはセナさんの愛する日向君が、「僕も手伝います」と甲斐甲斐しく動いてくれて
一緒に仲良く給仕をさせて頂いていたら、セナさんにやきもちを焼かれてしまうかも。(微笑)

それと、日向君の最後の決意には私も共感できるものがあり、私も家系と系譜から「受け継ぐもの」として
役目の大切さを改めて実感出来ました。
セナさんだけでなく、日向君ともお話してみたいです…。
無論その際には、誤解を招くことの無きようお嬢様に取り計らって頂くかも知れませんが。(微笑)

そしてその様子を、既婚者であるクリス様は「初々しいのう」と笑って見ておられるでしょうね。






138 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日:2020/10/16(Fri) 09:40
防寒対策してますか?

139 名前:羽藤柚葉 ◆cmJTqYfU 投稿日:2020/10/17(Sat) 18:44
>>138

ぐつぐつぐつ…。(鍋を煮ています)
今日は天気予報で、かなり気温が冷え込むと言っていましたね。
防寒対策なら、まずは外出の際には温かい上着を用意しておくことでしょうか?

それと朝は起き掛けに、生姜湯を一杯飲むことですね。
風邪対策になるし、身体がポカポカして朝の寒い時間帯には丁度いいんですよ。

そして夜は…。
この通り、温かい食事を用意する事ですね。
お店でも、やはり美味しいお鍋を宣伝する時期になりました。
というわけで、メイド見習の長女さんこちらの食器を運んで下さい。
次女さんは、書斎のお嬢様にお食事の支度が出来た事を伝えてきてくれますか?
三女さんは、>>138さんをお通しして。

では、防寒対策の一つとして今夜は鍋パーティですね。
どうぞ、お嬢様が来られるまでゆっくりとお待ち下さい。

140 名前:吸血姫アーチェロ ◆ufrlRV4E 投稿日:2020/10/17(Sat) 23:14
>>137(柚葉さん)

『吸血鬼は僕のために姉になる』(ダッシュエックス文庫)

ようやく半ばまで読み進めたところですわ。
一時期学校を休まれていた桐生心音様が、再び登校されるまで。
不安と焦燥に胸焦がした後の安堵を心より感じているところでございます。

人と人ならざる者との絆を紡いでゆく方々の姿に惹き込まれてしまいますわ。
それは我が身にとってもとても身近に感じられる物語でございます。

>お嬢様が大切になさっていて、共感できるものがこの作品の中には
>数多くありました。

ええ、まことに我が身を省み、教えられることの多い作品ですね。
丘の上にある森に囲まれたお屋敷は、おそらく我が家と似た姿を呈し、この家と同じく人の目に触れぬ者が数多住まっているのも同じなのに。
仲介者たるセナ様の立派なお働きを見ると、昼行燈な我が身がなんだか恥ずかしくなってしまいますわ。
そして、人の側にも同じく仲介者の務めを果たそうとする方がいらっしゃって。
その人が、『幻想』の側にいる女性を救ってくださったこと、他人事ながら感謝の想いを抱かずにはいられませんでした。
その『幻想』の方の懊悩それ自体は、決して他人事ではありませんでしたから。

そして自分を省みて、人の身にして人と異種との間に立ち、わたくしに人の世界での居場所を下さる方…柚葉さんへの感謝の想いを新たにさせてくださいました。
そのことを…セナ様にも日向様にもお礼を申したいですわ。

>ふふっ…。金色の花が一輪、そして銀色の花が二輪…。
>素敵なおしゃべりの時間になりそうですね。

はい、『カフェハウス カヒ』ではそれぞれの数百年の思い出や今現在の人間界での暮らしについて、思うところをいっぱいお話しできることでしょう。
立派なご事績を本で読んだ身としては、お二人と同じ席に着くことに少し緊張してしまいそうですけれど。
でも、それぞれが居場所を同じくする人間の方について話が及べば。
わたくしには柚葉さんのことを語ることに無限の歓びと誇らしさを感じることでしょう。

>その際にはセナさんの愛する日向君が、「僕も手伝います」と甲斐甲斐しく動いてくれて
>一緒に仲良く給仕をさせて頂いていたら、セナさんにやきもちを焼かれてしまうかも。(微笑)

むう…。
わ、わたくしも柚葉さんがあまり日向様と仲睦まじくいらしたら…。

いいえ、そのような心持ちこそわたくしが未熟である証し。
愛する方との二世の契りを遂げられたクリス様からすれば、「まだまだじゃな」とたしなめられてしまうかも知れません。
心せねばなりませんわ。


>>138
>>139(柚葉さん)

はい、寒い季節は暖を取ることが楽しみになる季節でもありますものね。
我が家で最大の防寒対策は、我が家のメイドさんが作ってくれる鍋料理でございますが。
わたくしもいろいろと工夫がございますのよ。

冬のお外のお出かけは「道行衿」…和装用のコートを、それからショールも良いものをきちんと着て出かけたいですね。

お家に戻りましたら、甘酒を温めていただくのがわたくしの楽しみでございます。
夏のひんやりした甘酒も美味しいですが、身がホカホカになる冬のあったか甘酒はまた格別でございます。

そして、最近我が家の広大な屋敷林に姿を見せるようになりました妖狼の方々をお招きすることを考えておりますの。
彼らは誇り高い種族ゆえ、ただ鍋パーティにお誘いするだけでは応じてはくださらないかも知れませぬゆえ、彼らのモフモフを味わわせていただきたいとお願いするのです。
その滑らかで柔らかなモフモフに身を沈み込ませたときの心地良さと言ったらございません。

あら、次女ちゃんが夕餉を告げてくれましたね。
では、参るといたしましょう。

柚葉さん、ありがとうございます。
鍋の芳しい湯気が身も心も温めてくれますわね。
お庭には妖狼の方たちも参りましたわ。
また賑やかなパーティとなりそうでございます。


141 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日:2020/10/24(Sat) 09:03
ハロウィンは毎年やってますか??

142 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日:2020/10/24(Sat) 22:20
命の次に大切な物は?

143 名前:吸血姫アーチェロ ◆ufrlRV4E 投稿日:2020/10/25(Sun) 06:46
10月も終わりに近いというのに、まだ暑気が去りやらぬ、日傘が話せぬ日でございました。
道端の秋の七草を眺めながら歩いていましたら、駄菓子屋様の軒先で大輪の朝顔が目絵にも鮮やかな青紫の花を綻ばせておりました。
不意に暑気払いをしたくなって、お店に入ってカップのアイスクリームを買ってまいりましたわ。

>>141

どうぞ、アイスクリームでございます。
紅茶は温かい方がよろしいかしら?

ハロウィンは、毎年楽しんでおりますわ。
子どもたちにあげるお菓子をメイドさんと相談していろいろ作っておりますわ。
嬉しいことに吸血鬼の衣装を着て訪ねて来てくれる子どもさんが毎年居りますのよ。
今はハロウィンのコスチュームもヴァラエティーに富んでいますのに、よりにもよって吸血鬼、それを「えっへん」という感じでわたくしに誇らしげに見せてくれるんです。
ああ、わたくしは怖がられていないのだ、嫌われていないのだ、と思える、
それがこのイヴェントの最高に嬉しいところですわね。

わたくしもコスチュームを着てお迎えしたりするんですよ?
子どもたちからは吸血鬼の衣装…そう、真紅のワンピースドレスと漆黒のマント、背中には大きな翼を、と。
それは自前で全部揃えられますけれど、故郷から送られてきた衣装をそのまま着るのはあまりお祭り気分に浸れないので気が進まないのですが…。

今年は日本の妖(あやかし)風の衣装を着てみてみたいのですよ。
それで、わたくし甲斐千鶴画伯の絵が大好きで、それでかの方の「秋鬼と金魚鬼火」のコスチュームをしようと思っております。
「秋鬼」だなんて、恐ろしげでありながらどこか物寂し気な響きも気に入っております。

あ、この絵が気になりましたら、「pixiv 秋鬼と金魚鬼火」で検索してみてくださいな。
別のサイトだと、なぜか他の絵と題名が入れ替わっていることがございますので注意が必要なのですよ。

当日、よろしければ貴方様もご覧になってくださいませんか?
そしてお気に召していただけましたらお菓子をいただけると嬉しゅうございますわね。
そのお菓子をエネルギーに、今年はハロウィンに羽目を外し過ぎる大人の方に立ち向かうのですわ。
(両腕を脇に付け、両の拳をグッと握りしめます。近年これを『ぞいの構え』と申すそうです)
そうそう、今年は東方地方からいらっしゃった鬼族の方々も
「悪い大人はいないか~。」
と巡回に当たってくださる予定なのですよ。
一緒に子どもたちの楽しいイヴェントを守るため、わたくしもがんばりますわ。


さて、>>141様へのご返事は以上でございますが。
わたくしもあらためて過去のハロウィンを思い出してみました。
柚葉さんや家族のみんなとの思い出…、いつまでも大切にしてまいりたいですわ。

2016年
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2018年
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2019年
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144 名前:吸血姫アーチェロ ◆ufrlRV4E 投稿日:2020/10/25(Sun) 06:47
>>142

「命の次」でございますか?
ん~、…家族?は、違いますわね。
家族はわたくしにとって命より大切なものですもの。
人間との戦いで一の兄様が逝かれた時のあの悲しみを二度と味わったりするものか…。
何があろうと家族のことはわたくしが絶対…。
っと、すみません、ふと遠い日に想いを馳せて心が深みに落ちかけましたわ。

「命の次」でございましたね。
それでしたら…。

…ちょっとお待ちください、なぜそれをお聞きになるのでしょうね?
まさかとは思いますが、わたくしが奪われたり失ったりしてはならない、そういうものを何らかの意図があって探ろうとなさっているのではないでしょうね?
(わたくし心の疑念を映して眼光に圧が加わります。)

すみません、過去に同じような質問で探りを入れてまいった教皇庁の間諜がいらしたものですから、ついつい気持ちが高ぶってしまいました。
いけませんね、人を無闇に疑うのは。
反省いたします。

わたくしの身に付けている『朱珠』、でございますわ。「命の次」は。
わたくしとわたくしの大切な方の血が交わって形を結んだ宝玉で、わたくしと彼女がそれぞれ一個ずつ持っておりますのよ。
二人の絆の至高の証しであることはもちろんのこと、彼女の身に危険が迫るようなことあらば、わたくしの意を映して敵を穿つ魔の気を放つ矛ともなり得るもの。
そんな事態があっては欲しくはございませんが…。

これがどれほど大切な物か、お分かりいただけるでしょうか?
「命と同等に大切な物」と言ってもよろしいほどに大切な物ですが、二つに一つ、朱珠とわたくし自身とどちらか一つしか残せないとするならば、
わたくしはわたくし自身を残しますわ。
だって、わたくし自身が滅することがあれば、彼女はそれを心から悲しんでくださる、そう確信しているからでございます。
彼女を悲しませること、それはわたくしが決して犯してはならぬ罪でございますわ。


145 名前:羽藤柚葉 ◆cmJTqYfU 投稿日:2020/10/25(Sun) 19:58
ここで来訪される方に一言、お願い致します。
ローカルルールにあるように、基本的には「sage」進行でお願い致します。
「age」に関しましては、この場所の主であるお嬢様にお任せ下さい。

>>141
>>143(アーチェロお嬢様)

はい、この街の商店街と近隣の方々で主催するハロウィンイベントは
毎年恒例の行事となっております。
お嬢様が紹介して下さったように、去年までのハロウィンイベントの様子はそちらを参照して下さいませ。

それと、今年はお嬢様が交流を温められていた鬼族の方々がいらっしゃる予定となっております。
そのため、今年は和風テイストの衣装を身に纏う予定です。

どのような衣装にしようかと色々と考えましたが…。
かつて私の母が、故郷の守護と封印を司る立場にあった時に身に纏っていたのと
同じ和服を身に付ける事に致しました。

まずは訪れる子どもたちを歓待する前半の時はメイド服で…。
そして後半巡回の際には上記の衣装を身に纏う予定です。
「守護者」の装いである以上、浮かれ過ぎず固過ぎず、きちんとお嬢様と来訪の方々と共に
お役目を果たすよう尽力致します。

お嬢様、少しばかりお時間を頂いてもよろしいでしょうか?
注文しておいた和服が届きましたので、一度袖を通してみました…。
精神的にも立場的にも、母の境地には遥かに遠い事は自覚しておりますが
憧れの母に少しでも近づきたいとの想いから、この衣装を身に纏う事に決めました。

当日「秋鬼と金魚鬼火」の衣装を纏われたお嬢様と並ぶのを、心待ちにしております。

>>142

それは勿論「家族」と思いましたが…。

「家族」とその絆は、命よりも大切なものですから「命の次」には該当しませんね。
天寿を全うする以外の別離は、絶対に遭遇したくはないものです。

…私もその血族の歴史故に、家族を守る事、家族に守られる事の意味と重さは少なからず理解しております。
時には、その身を挺してでも守らねばいけない時が来るかも知れない…。
ですが、そのために己であろうと家族の誰であろうと犠牲になってはいけない…。
それだけは、はっきりと自覚しております。
残された者が味わう悲しみは、己の死以上の辛さなのですから…。

かつての私の母と叔母が辿ったかも知れない結末においては、母は一片の残花、
蒼い蝶の髪飾りを残して叔母の腕の中で消えていった…。
あの結末とその末の涙は、絶対に私の大切な人には流させたくないから…。
無論、母の想いがどれほど尊いものであったかは痛いほどに理解しておりますが。

ですから、「命の次」に大事なものとして挙げるのであれば、このお守り袋の中の『朱珠』です。
これこそは、お嬢様の一族と私の血族に流れる血を一つの結晶として…、
そして私達の間の絆の証として形にしたものです。

…実は先日、この『朱珠』に命を救われたのです。
普段はほのかな温かさを宿すこの宝玉は、もし私の命を脅かそうとする妖(あやかし)が近づけば、
灼熱の輝きと共にそれを退けます。
出来ればあくまでも、「絆の証」として身に付けていたいものですが…。

『朱珠』を失う時がもし訪れるとしたら、それは私とお嬢様の命が脅かされる程のものかも知れません。
ですが、私達の血が一つとなって『朱珠』として形を成しているように、
絆は二人が共にあってこそ成り立つものです。
何があろうと、決して私達は離れたりはしない…。
それだけは絶対に違えることの無い私の決意と、誓いです。


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