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【オリジナル】異国小路の吸血姫 新館ノ四

1 名前:吸血姫アーチェロ ◆ufrlRV4E 投稿日:2020/07/05(Sun) 08:42
梅雨のしっとりと潤った空気の中、傘を差してのそぞろ歩きは心落ち着きます。
そして晴れ間よりのぞく穏やかな陽光にもまた心安らぐ想いでございます。

わたくし、イタリアより参りました吸血鬼のアーチェロ・カルミーニオと申します。
お蔭をもちましてこの度、ここに新館ノ四を立てさせていただきました
何卒よろしくお願いいたします

(過去スレ)
【オリジナル】異国小路の吸血姫 新館ノ壱
http://www.10ch.tv/bbs/test/read.cgi?bbs=narikiri&key=461367355&ls=50
【オリジナル】異国小路の吸血姫 新館ノ弐
http://www.10ch.tv/bbs/test/read.cgi?bbs=narikiri&key=478946904&ls=50
【オリジナル】異国小路の吸血姫 新館ノ参
http://www.10ch.tv/bbs/test/read.cgi?bbs=narikiri&key=519003578&ls=50

以下、お願い申し上げます

壱.sage進行でお願いいたします。
50以下に下がりましたら、適宜ageさせていただきます。

弐.わたくしとわたくしの家族、ご近所、友人の方々がお話をするスレッドでございます。
世間話などしにお出でいただけたら嬉しゅうございます 。

参.キャラハン(吸血鬼関連もしくは場に合わせたオリジナルキャラクター)も歓迎いたします。
SF系の方は、申し訳ございませんがご遠慮くださいませ。
 キャラハンの方は、初お目見えの際に、大まかでけっこうですので自己紹介くださいませ。
名前「     」
性別「     」
容姿・服装など「     」
備考「     」
また、トリップをお付けくださいますようお願いいたします。

わたくしのプロフィールにつきましては、以下の通り自己紹介させていただきます

名前「正式名称は『アーチェロ・ディ・カルミーニオ=ミズリーナ』でございます。
人間界ではイタリアに領地を持つ侯爵家です。領地にございます『ミズリーナ湖』がその名の由来です。」
性別「女性でございます。」
容姿「身長168cm。体重0〜53kg(『実在のレベル』を変えることで体重も増減するのです)。B85.W55.H82。
髪型はストレートロングの銀髪でございます。
総じて、日本で『外人』とよく言われますところの西洋白人の容貌でございます。
吸血鬼らしい身体的特徴としては、口内の鋭利な牙と必要に応じて背中より出しますコウモリ型の翼がございます。」
年齢「外見の年の頃は17歳、人間で申せばそれくらいの外見でございましょう。
本当の年齢は…、500歳代後半でございます。」
服装「和装が好きで、学校へ参るとき以外はいつもほぼ着ております。
季節に合わせた色柄を着ますよう心掛けています。
籍を置く学校の制服は、ワインカラーを基調としたブレザーです。」
備考「故郷の城館では貴族の娘として暮らしてまいりました。
長らく日本に恋焦がれ、父の反対を押し切って出奔してまいりました放蕩娘でございます。
日本の皆様に初めてご挨拶したのは、平成26年(西暦2014年)師走の初旬でございました。
以後、転居をしつつも皆様方に良くしていただき、今日に至っております。
同居している家族は、メイドとしていらしてくださいました羽藤柚葉さん、故郷より後を追って来てくださったメイドのレイナさん、それから見習いメイドのコウモリ三姉妹がおります。
日々、近隣の男女共学校に通っております。」

四.基本『日常系』とさせていただきます。
 バトルは、もしございましても日常の中の点描の範囲内にとどめ、引っ張ることの無きようお願いいたします。

五.誹謗中傷、過度に攻撃的なご発言、セクハラ等はご遠慮ください。

六.荒らしと思われる発言は無視なさってください。

七.同じ質問や話題の繰り返し、単なる個人的な事情の呟き、意味不明の発言等はお控え下さい。

八.キャラハンであるか否かを問わず、ゲストの方同士の過度な交流(クロストーク)はお控えください。

九.他の方の話題や質問に乗るのもお控え下さい。

十.10ちゃっとの規約を破る行為は厳にお慎み下さい。

十一. お約束事は、必要に応じて随時追加させていただきます。

ご質問に答えにくい場合や記憶違いもあるかもしれませんが、それにつきましてはご容赦ください。

いろいろとお願い申し上げましたが、基本的にこれまでと同じくのんびりと参れましたら幸いに存じます
何卒よろしくお願い申し上げます。


669 名前:吸血姫アーチェロ ◆ufrlRV4E 投稿日:2021/07/11(Sun) 17:34
>>666(柚葉さん)(続きでございます。)

(星見台でございます。)

さてさて、空は雲に覆われ雨模様。
ですが、今日ばかりは牽牛様織女様の逢瀬を思いながらお料理をいただきたいもの。
故にわたくし、『元素支配』の魔力を解放させていただきます!

天の雲よ、今宵はどうかわたくしの魔の気に場を譲り、勢威の翼を畳み、しばしの眠りに就かれたまわんことを…。

(わたくしの魔の気が空に達すると空を覆う雲の一点より晴れ間が見え、その点は速やかに広がり、やがて空一面が
星影にちりばめられました。)

「ちょっとぉ、大丈夫ぅ?なんかへたりこんじゃったけどぉ。」

いえ、少し気を費やしましたが…、平気ですわ。
むしろお腹が空いて、目の前のテーブルに広げられたご馳走にいっそう食欲がわいてまいりました。

綺麗に晴れ上がりました…。
先日始まった「小林さんちのメイドラゴンS」に励まされたのが良かったのですわ。
第1期第1話でトール様が見せたドラゴンブレスによる青空。
最初はトール様をお訪ねして再現してもらえないか、頼もうと思いましたが。
この町の住民として自分の町のことは自分でやろう、と頑張った甲斐がございました…。

ああ、早くご馳走を、そしてその後は ―

『レモン甘酒の水饅頭』だなんて、夏の涼味を最高に引き出すレモン水と水饅頭、そこに愛しの甘酒まで一緒だなんて、
最高過ぎじゃないですか!

「わ、わたしは夜空を映したような『天の川のクリーム杏仁豆腐』をじっくり眺めてから、頭のお口で堪能したいです!」

「わたしは風流を解する趣味は無いんだけど、果肉を切ったキューブを青のかき氷シロップとゼラチンで固めた『七夕レアチーズタルト』にそそられるわ。
 お嬢も欲しそうに見てるし、後でレシピも教えてもらおうかしら。」

デザートも食欲をそそりますけれど、まずはお料理ですわね。
それでは皆様、星空のお二人の導きに感謝して今宵の宴を始めましょう…。


670 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日:2021/07/12(Mon) 09:52
姫様の故国イタリアの、欧州サッカー選手権の優勝おめでとうございます。
53年ぶりの快挙だそうですね。

671 名前:吸血姫アーチェロ ◆ufrlRV4E 投稿日:2021/07/12(Mon) 11:51
>>670

まあまあまあ、わざわざお祝いにお越し下さってありがとうございます!!
(感激で思わずお客様に抱きついてしまいました。)

し、失礼しました。
さすがに53年ぶりとなりますと、吸血鬼のこの身にも少しは長い年月ゆえ感激もひとしおなのですよ。
どうぞお許しください…。

わたくし普段はそれほどサッカーを見ているわけではないのですが、このたびはさすがに落ち着いてはいられません
でした。
レオナルド・ボヌッチ様が歴代最年長ゴールを決められたときは思わず飛び跳ねてしまいまい、家人に次々と抱き
ついてしまいましたわ。

イタリア代表の皆様、本当にお見事でございました。
あの鮮やかな青のユニフォームが、まるで咲き誇る青薔薇のように目に焼き付きましたわ。
青い薔薇の花言葉は、かつては「不可能」でしたが、日本で『サントリーブルーローズアプローズ』が花開いてからは
「夢がかなう」に変わりました。
イタリア代表の皆様はまさに『ウェンブリー・スタジアムの青い薔薇』でしたわ。

もちろん、優勝を争ったイングランド代表の皆様にもその敢闘へ拍手を送らせていただきます。

せっかくいらしていただいたのです。
今から我が家特製のブルーローズ・ダージリンでティーパーティーを催しますのでご一緒くださいませ。
バラをかたどったアイシングクッキーもご用意いたしますわ。


672 名前:羽藤柚葉 ◆cmJTqYfU 投稿日:2021/07/12(Mon) 21:43
>>668(アーチェロお嬢様)

>ただ今帰りました。
>柚葉さん、レイナさん、三姉妹ちゃんたち。
>ご馳走のご用意、どうもありがとうございます。

お帰りなさいませ、お嬢様…。
そして奥方様、ようこそお越し下さいました…。
…あらあら、画家のお嬢様はお仕事と空腹でいらっしゃいますね。
サライさん、お疲れ様です。
そして朱瑠ちゃんとお母様も…。

久地崎さんは、お越し頂くのは初めてになりますね。
どうか遠慮なく寛いで下さいませ…。

>「あ〜、吸血姫さん、二口女の妖怪の勘で今夜の空模様を予測するなら、残念ながらこれから雨だね。
>星見台での宴はちょっと難しいかと思うよ。」

ええ…。天気予報に関しては注意しておりましたが、残念ながら…。
ですので、今宵の宴は離れのダンスホールがよろしいかと…。

>…それについては、考えがございます。
>ささ、ご馳走を運びますので、お客様方は客室でしばしお待ちくださいまし。

成程、滅多に御力を発揮することのないお嬢様が今宵は本領発揮なのですね。
ここにいらして下さった皆様のために…。
そして今宵の町の皆様のために…。
皆の事を想うお嬢様の純粋な願いでしたら、天も許して下さるでしょう。
そして織姫様、彦星様の年に一度の逢瀬のためにも…。

>柚葉さん、商店街の皆様からいただいた良き材料を本当に見事に料理してくださいましたね。
>では、星見台へとまいりましょうか。

お嬢様をはじめとして、いらして下さった皆様から思い思いの賛辞を頂けると
私達家人一同も大変誇らしく思います。
奥方様、『餃子の皮の星型ミニピザ』に関しましてはご心配なく…。

こちらは生地として餃子の皮を用いておりますが、にんにくは使用しておりません。
カレールーのように、食材の一部としてにんにくが既に使われているものは別として、
(となりの吸血鬼さんのアニメの第5話ですね)
もしにんにくを直接用いるお料理をする際にはきちんとお嬢様に報告し、
了解を得た上で使用しております。

例えお嬢様が克服なさっているとしても、吸血姫に仕えるメイドとしての
最低限のマナーです。

>(家人に加えて、二口女の朱瑠ちゃんやサライ様もお料理を運ぶのを手伝ってくださいました。)

本日はお客様としていらして下さったのに、お仕事を手伝って頂き申し訳ございません。
え?それを言ったらあのグリッタちゃんも同じですか?
はい、確かに…。

実はこの後、お嬢様の『社交部』の方々も来られる予定になっております。
お家でパーティをされる方もおられますので全員ではありませんが、
それでも大人数となりますので本当に助かりました。
心から、お礼申し上げます。

673 名前:羽藤柚葉 ◆cmJTqYfU 投稿日:2021/07/12(Mon) 22:26
>>669(アーチェロお嬢様)

>天の雲よ、今宵はどうかわたくしの魔の気に場を譲り、勢威の翼を畳み、しばしの眠りに就かれたまわんことを…。
>「ちょっとぉ、大丈夫ぅ?なんかへたりこんじゃったけどぉ。」

(思わずお嬢様に駆け寄ります)

お嬢様、具合は如何ですか?
お嬢様ご自身の周囲やお部屋であれば兎も角、この街一帯となられますと…。
顔色は然程ではありませんが、『朱珠』のぬくもりが半減しているのを確かに感じます。
お嬢様の皆様への心遣いには感謝しながらも、今宵は常にお傍にいさせて下さいませ…。

(レイナさんが給仕は自分達に任せて、お嬢様の御世話に専念するように取り計らって下さいました。)

お嬢様、私のヒーリングをどうぞ…。
傷を治すのみならず、体力の回復にも効果がありますので…。
今宵はお嬢様と私の能力が、適材適所ですね。

>第1期第1話でトール様が見せたドラゴンブレスによる青空。
>最初はトール様をお訪ねして再現してもらえないか、頼もうと思いましたが。

先週の第1話は、町への被害をきちんと考慮されているところが
トールさんの心情の変化としてよく表れていましたね。
しかしトールさんのあの威力となると、流石に土地神様からも待ったがかかるのでは…?(汗)

>『レモン甘酒の水饅頭』だなんて、夏の涼味を最高に引き出すレモン水と水饅頭、そこに愛しの甘酒まで一緒だなんて、
最高過ぎじゃないですか!

良かった…。実はこちらの『レモン甘酒の水饅頭』は、今年の七夕のスイーツの中で
一番の自信作なんです。
…お嬢様のこよなく愛する甘酒を用いて、尚且つ七夕に合う涼し気なスイーツを作りたい…。
そう考えて相談したところ、和菓子屋さんから良きアドバイスを頂きました。

お嬢様の喜ぶ御顔が見られて、感無量です。(微笑)

>お嬢も欲しそうに見てるし、後でレシピも教えてもらおうかしら。

はい、喜んでお伝え致します。
それと、こういった季節の行事で作るメニューに関してはレシピをデータとして
常にまとめております。
後で印刷したものも、お渡し致しますわ。
奥方様とお嬢様のためにも、頑張って下さいませ。

>それでは皆様、星空のお二人の導きに感謝して今宵の宴を始めましょう…。

はい、先程社交部の皆様も到着し、宴の準備も整いました。
それでは天の織姫様と彦星様の再会を祝し、
今宵お集り頂いた皆様への感謝と共に乾杯を…。

それでは、遠慮なく召し上がって下さいませ。

674 名前:吸血姫アーチェロ ◆ufrlRV4E 投稿日:2021/07/14(Wed) 07:38
>>672(柚葉さん)

>久地崎さんは、お越し頂くのは初めてになりますね。
>どうか遠慮なく寛いで下さいませ…。

「お邪魔しまぁす。
 は〜、大きなお屋敷ですねぇ。
 それに…なんだろ?
 すごぉく、神々しい視線がこっちを見てるみたいですけど??」

「あ〜、驚いたね。
 神様が鎮座している家なんて久しぶりに見るわね。
 ああ、あちらにいらっしゃるわ…、廊下の角から顔を出してジッとこちらをご欄になってる、愛らしい子どもの姿の神様が。
 ええっと、わたしたち妖怪なんですけど、入っても…?
 あ、コクコク頷いてらっしゃる。
 じゃあ、ありがたく…お邪魔しますね。」

屋敷神様、ただいま帰りました。
お待たせいたしましたが、間もなく宴でございますわ。

>成程、滅多に御力を発揮することのないお嬢様が今宵は本領発揮なのですね。
>ここにいらして下さった皆様のために…。
>そして今宵の町の皆様のために…。

はい、このところ毎日雨模様で、町の皆様、特にお子さんたちは空を見上げてとても心配そうでしたので。
と申しましても、わたくし自身が晴天の星祭りを迎えたい、という我儘でもございましたけれど。

>皆の事を想うお嬢様の純粋な願いでしたら、天も許して下さるでしょう。
>そして織姫様、彦星様の年に一度の逢瀬のためにも…。

はい、土地神様にもご相談しましたが、
「年に一度の浪漫じゃ、むしろ歓迎するぞ。」
とおっしゃって下さいました。
地元の気象台様にも、その時になって困惑されないように、事前にご連絡してしておきましたわ。
ごめんなさい、各方面への連絡に気を取られて、柚葉さんにお伝えするのが後回しになってしまいました。(ぺこり)

>奥方様、『餃子の皮の星型ミニピザ』に関しましてはご心配なく…。
>もしにんにくを直接用いるお料理をする際にはきちんとお嬢様に報告し、
>了解を得た上で使用しております。

「うふふふ、気遣いありがとうねぇ、柚ちゃん。
 でも、あたくしも実はペペロンチーノはいけるのよねぇ。
 餃子はまだ挑戦したことないけれど、今度サライに作ってもらおうかしらぁ。」

「おい、勘弁してくれ。あたしも吸血鬼なんだぞ。」

…はあ、まったくお母様は。
柚葉さん、今度餃子を作ることがありましたら、お母様も招待させてくださいませ…。
サライ様が作られるのは、さすがにお気の毒ですので。

>本日はお客様としていらして下さったのに、お仕事を手伝って頂き申し訳ございません。

「ううん、全然かまわない、っていうか、むしろ手伝わせてください!
 わたし旅芸人してきましたから、何でも自分でやるのが普通ですから。
 それにこんなにご馳走作ってもらって、何もしないなんて申し訳ないですよお!
 グリッタお姉さんだって、ここにいたらきっと同じことをしたと思いますし。」

「わたしも、すっかりメイドが板に付いちまったと言うか…。
 何かしていないと落ち着かないのよ。
 やれやれ、姉さんたちが見たらさぞあきれるだろうなあ。」

わたくしも、申し訳ないと思いつつも、一緒にパーティーの用意をできるのがとても楽しいです。
これも、柚葉さんが作って下さる温かい雰囲気と美味しいお料理の賜物ですわね。

あら、玄関の呼び鈴が鳴っておりますね。
社交部の皆様がお着きになったようです。
すみませんが、わたくし応対にまいりますので、柚葉さんはご準備の方、どうぞよろしくお願いいたしますね…。

(すみません、いったん切らせていただきます。)


675 名前:吸血姫アーチェロ ◆ufrlRV4E 投稿日:2021/07/16(Fri) 07:37
>>673(柚葉さん)

>お嬢様、具合は如何ですか?
>お嬢様ご自身の周囲やお部屋であれば兎も角、この街一帯となられますと…。

ごめんなさい、また柚葉さんに心配をかけてしまいましたね。
気合いを入れて頑張ってみましたが、まだまだわたくしは未熟でしたわ。

>お嬢様、私のヒーリングをどうぞ…。

ああ、力が充ちてまいります…。
こうしてくずおれたところを柚葉さんに癒していただいたことで、自分がとても安堵したことを自覚いたしました。
貴女がいてくださるから、わたくしは身も心も充ちていて頑張ることができるのですけれど、それに甘えてしまった
わたくしをどうか許してください…。

ですが、こうして満天の星空を見上げていますと、やはり少し背伸びをして良かったと思うのですよ。
町の皆様にも喜んでいただけたのではないか、と思うと心が充たされて、柚葉さんのご馳走への食欲が戻ってまいり
ますわ。

>先週の第1話は、町への被害をきちんと考慮されているところが
>トールさんの心情の変化としてよく表れていましたね。

はい、わたくしもそれがとても印書的でしたわ。
イルル様を相手に我が身が傷つくのも厭わず街を護ろうと懸命になっていらっしゃるお姿には思わず手に汗握って
しまいました。
無事イルル様を撃退した後、小林様以外の人間を見捨てようとしたご自分に自責の念を抱いていらっしゃいましたが、
それ自体が、トール様が人間を好きになっている表れだと思いました。
そんなトール様の心情を察してか、何も言わずに頭を撫でてさしあげる小林様。
お二人の心の絆の深さに、思わず目頭が熱くなってしまいましたわ。

>しかしトールさんのあの威力となると、流石に土地神様からも待ったがかかるのでは…?(汗)

トール様と土地神様は多分初対面でしょうし、強大なドラゴンに力を振っていただくにはちゃんとお引き合わせとかの
準備が必要でしょうね。
やはりわたくしが責任を負って晴れ渡らせる、これで良かったのですわね。

>…お嬢様のこよなく愛する甘酒を用いて、尚且つ七夕に合う涼し気なスイーツを作りたい…。
>そう考えて相談したところ、和菓子屋さんから良きアドバイスを頂きました。

そうでしたか。
和菓子屋様もきっとこの夏を楽しく彩る、美味しく涼しいスイーツをいろいろと考えて下さっているのですね。
柚葉さんのお心遣いと、それに応えてくださった和菓子屋様。
心地良い甘味は優しい心づくしによって生み出されたものなのですね。
それを伺って、なおいっそう今宵のスイーツを美味しくいただけそうですわ。

顕現なされた屋敷神様もスイーツに目を輝かしておられます。
わたくしもその瞳の輝きに、さらに食欲が刺激されて仕方ありませんわ。

>はい、喜んでお伝え致します。
>後で印刷したものも、お渡し致しますわ。
>奥方様とお嬢様のためにも、頑張って下さいませ。

「おお、それは助かるよ。
 主(あるじ)とお嬢のために、うんと腕によりをかけて作らなきゃあな。
 …って、あたしもすっかりコック業が板に付いちまって、なんだか複雑な気分だな。」

わたくしもサライ様に感謝いたします。
画家のお嬢様の食生活がどうなっているか以前は気懸りでしたけれど、お陰様で最近はとても血色も宜しくて安心
できますわ…。

「お腹空いた…。
 それに満天の星も手毬寿司も、とっても絵になる。
 みんなの笑顔もきっと絵になる。
 絵になるから絵にすると、またお腹が空く…。」

>それでは、遠慮なく召し上がって下さいませ。

お嬢様も、お待たせいたしました。
どうぞ、存分にご堪能下さいませ。


676 名前:羽藤柚葉 ◆cmJTqYfU 投稿日:2021/07/16(Fri) 20:42
>>670
>>671(アーチェロお嬢様)

お客様、祝辞を述べて頂き有難うございます。
当屋敷におきましては、数日前から見習いメイドのスポーツ好きな次女さんが
決勝戦を楽しみにしておりまして…。
そしてお嬢様も、キックオフの時間が近づくと待ちきれないご様子でした。

国際的なスポーツのイベントにおきましては、やはり日本代表の方々の活躍は気になりますが、
お嬢様と共にこのお屋敷で暮らすようになってからはイタリアの方々の活躍も自然と意識するようになりました。

お嬢様と次女さんから、もしイタリアが優勝すれば53年ぶりの快挙というお話を聞き、
一息入れて頂くためのお茶やお菓子の準備をしながらも試合が気になって
私もずっとそわそわしておりました。

>レオナルド・ボヌッチ様が歴代最年長ゴールを決められたときは思わず飛び跳ねてしまいまい、家人に次々と抱き
>ついてしまいましたわ。

はい、普段は「伊太利亜から来た大和撫子」とも呼ばれ落ち着いた立ち居振る舞いの
お嬢様のはしゃぎっぷり…。
試合会場のサポーターの皆様と興奮を分かち合い、そして家族皆で喜び合いました。

スポーツを通じて得られる感動と興奮は、実に良いものですね。(微笑)

>今から我が家特製のブルーローズ・ダージリンでティーパーティーを催しますのでご一緒くださいませ。
>バラをかたどったアイシングクッキーもご用意いたしますわ。

はい、お嬢様自ら企画されたパーティ、私も喜んでサポート致します。
お客様、準備が出来るまで今暫くの間お待ち下さいませ。
もしお客様がサッカーにお詳しいのでしたら、次女さんのお話にお付き合い頂ければ幸いです。


677 名前:羽藤柚葉 ◆cmJTqYfU 投稿日:2021/07/16(Fri) 22:32
>>674(アーチェロお嬢様)

>屋敷神様、ただいま帰りました。
>お待たせいたしましたが、間もなく宴でございますわ。

屋敷神様、本日は新たなお客様にお出で頂きました。
奥方様からの御縁で参られた『久地崎朱乃(くちさき あけの)』さん、
『『久地崎朱瑠(くちさき あける)』さんです。

今は奥方様の住まわれている街に留まっておられます。
GWの際には、公民館でイベントにご協力頂きお客様を盛り上げて下さいました。
そのお礼も兼ねて、おもてなしさせて頂きます。
では支度が整うまで、今暫くお待ち下さいませ。

>ごめんなさい、各方面への連絡に気を取られて、柚葉さんにお伝えするのが後回しになってしまいました。(ぺこり)

いえ、それを聞いて安心致しました。
天を左右するとなりますと様々な影響は避けられないと思い気になりましたが、
これで気兼ねなく宴を楽しめましょう。

>「餃子はまだ挑戦したことないけれど、今度サライに作ってもらおうかしらぁ。」
>「おい、勘弁してくれ。あたしも吸血鬼なんだぞ。

以前からさりげない会話の中で気になっておりましたが…。
サライさん、既に奥方様からお料理を任されているのですね。
お仕えして、まだ1年にも満たぬ筈…。
グリッタちゃんもビックリの才をお持ちなのでは…?
いえ、画家のお嬢様の生活を支えて下さる上でとても心強く、喜ばしい事ではありますが。

>…はあ、まったくお母様は。
>柚葉さん、今度餃子を作ることがありましたら、お母様も招待させてくださいませ…。

承知致しました、お嬢様…。
では餃子パーティは、暑さの和らいだ季節がよろしいかと思いますね。
餃子は焼いても美味しいですが、お鍋に入れてもまた美味しいですね。
少し苦手な方の事も考慮した上で、メニューを検討致します。

>「ううん、全然かまわない、っていうか、むしろ手伝わせてください!」
>「わたしも、すっかりメイドが板に付いちまったと言うか…。」

うふふ…。それでは共に皆様を頑張っておもてなし致しましょう。
では、お二人もこのお屋敷のメイド服に身を包んでみては如何ですか?
きっと可愛らしくて、お似合いですわ。(微笑)

>社交部の皆様がお着きになったようです。
>すみませんが、わたくし応対にまいりますので、柚葉さんはご準備の方、どうぞよろしくお願いいたしますね…。

はい、それではお嬢様、よろしくお願い致します。
うふふ…。社交部の皆様も、今回は新たに可愛いメイドさんが2人増えて喜んで下さるでしょう。
もうすぐ始まる宴と皆様の笑顔が、待ち遠しいですね。(微笑)

(申し訳ありません。今宵はこれで失礼致します。)

678 名前:吸血姫アーチェロ ◆ufrlRV4E 投稿日:2021/07/17(Sat) 16:51
>>676(柚葉さん)

>当屋敷におきましては、数日前から見習いメイドのスポーツ好きな次女さんが
>決勝戦を楽しみにしておりまして…。

あの娘はお休みの時に公園で子どもたちに交じってのサッカーで何度もゴールを決めたりしているのを注目されて、
最近では地域の女子サッカークラブのから勧誘されたりもしてるんですよね。
尊敬する柚葉お姉さんに付いてメイド修行の最中ゆえお断りしていましたけれど。
イタリア優勝が決まったときはわたくしも大喜びしましたが、あの娘の喜びようといったらなくて、快哉の声を上げて
鮮やかにバク転を決めてくれたほどでしたわ。

>お嬢様と共にこのお屋敷で暮らすようになってからはイタリアの方々の活躍も自然と意識するようになりました。
柚葉さんに興味を持っていただけるのは本当に嬉しいですが、他にも優勝と共にスマホに「おめでとう」のメッセージが
いくつもついたのには胸がジーンとしましたわ。

他にもこれまでイタリアのスポーツや美術の話をいろいろ振ってくださったり、わたくしの返答に興味深げに頷いて
くださったり。
そういう交流って本当に嬉しくなりますね。
…もっとも、そうやって話しているうちにいつの間にか、故郷の城館でわたくしが強引に描かれたゴシックホラーっぽくて
恥ずかしい肖像画の話になっていたりすることもありましたけれど。

>はい、普段は「伊太利亜から来た大和撫子」とも呼ばれ落ち着いた立ち居振る舞いの
お嬢様のはしゃぎっぷり…。

はい、そうでしたわね、テンションが高くて今思い出すと恥ずかしいですけれど。
その様子を長女ちゃんに
「後で思い出の一コマとして柚葉お姉さまを喜ばせるために。」
と言われて写真を撮られたのは不覚でしたわ…。

>はい、お嬢様自ら企画されたパーティ、私も喜んでサポート致します。

ありがとうございます、柚葉さん。
たしかアンティークショップで買った青い薔薇の模様のティーカップがございましたね。
梅雨明けも間近で気温も高まってまいりますが、青い薔薇尽くしのティーパーティーはとっても涼やかで、心に爽やかな
風をもたらしてくれることでしょう。


679 名前:吸血姫アーチェロ ◆ufrlRV4E 投稿日:2021/07/17(Sat) 19:54
>>677(柚葉さん)

(少し遡りまして家に帰りましたところからでございます。)

(あら…、屋敷の周囲に強い結界が張られておりますね。
 ま、まさか、わたくしやらかしてしまいましたか?
 何か屋敷神様のご機嫌を損なうようなことをしてしまったと?

 …ああ、そうではなくて久地崎様母娘のことを警戒していらっしゃるのでしょう。
 二口女と言えば、音に聞こえた強い力を持つ妖怪。
 屋敷を守る立場の神様としてはまずはご様子見、ということなのでしょうね。

(意識を屋敷の中に飛ばします。) 
 屋敷神様、アーチェロでございます。
…申し訳ございません、わたくしたちのために警戒してくださったのですね。
でも、大丈夫でございます、このお二方はわたくしが招待いたしましたお客様でございます。
どうかお力をお納めくださいませ。)

>屋敷神様、本日は新たなお客様にお出で頂きました。

良かったですわ。
柚葉さんからご紹介いただいたことで、屋敷神様の久地崎様母娘への警戒が雲散霧消いたしました。
やはり、最後の決め手は柚葉さんのご人徳でしたわ。

>GWの際には、公民館でイベントにご協力頂きお客様を盛り上げて下さいました。
>そのお礼も兼ねて、おもてなしさせて頂きます。

「おお〜。」

あらあら、先日のイベントのゲストと聞いて、目をキラキラさせていらっしゃいます。
こういうときの直截な反応は、子どものお姿の神様らしく可愛らしいですね。
ちょっと「小林さんちのメイドラゴン」のカンナカムイ様を思わせますわ。

>天を左右するとなりますと様々な影響は避けられないと思い気になりましたが、
>これで気兼ねなく宴を楽しめましょう。

「そのことなのですが、姫様、柚葉お姉様。」

あら、どうかしましたか、長女ちゃん?
スマホがどうかして?

「実は、気象台のお天気お姉さんが、今夜この町が晴れの特異点になるでしょう、とネットに書き込んでいて。
 それに反応した周辺の町の一部の人たちがこの町に集まってきているそうです。
 ここら一帯は今夜雨の予報でしたので、皆さん半信半疑ながら『星が見られるかも知れないなら』と親子連れやら
カップルやらが。」

あらあらあら…、それでしたらお空に晴れていただくようにいっそう頑張らなければ。

「特に高台にある土地神様の神社の境内は賑やかになってきて、土地神様が巫女の皆様と一緒に総出で家内安全や
縁結びのお守りをご用意になっているとか。」

土地神様も、けっこう機を見るに敏でいらっしゃるのね…。


(申し訳ございません。続きます。)

680 名前:吸血姫アーチェロ ◆ufrlRV4E 投稿日:2021/07/17(Sat) 19:55
>>677(柚葉さん)(続きです。)

>以前からさりげない会話の中で気になっておりましたが…。
>サライさん、既に奥方様からお料理を任されているのですね。

「最初は皿洗いだけだったんだけどね。
 お嬢は放っておくといつまでも飯食わないでキャンバスに向かってるし。
 人間が血色悪いのって、見ていてなんかすごく気になるんだよね。
 ああ、前は主(あるじ)も作っていたんだけどさ、なんかときどきどっかの蛇神か何かのものらしき肉が混じってたりして。
 主は
 『ちょっと暇つぶしにお仕置きしたら尻尾を自切して逃げたから、それをもらっただけよぉ。』
 って言うんだけどさ…。
 元はそっち系の主人に仕えていたこちらとしては、すごく気になるわけで。
 もう、こりゃあたしがやるのがいちばん良いんじゃないか、と思ってね。」

それにしても、アンタを狙っていたあたしに親しく話しかけてくれるとか、本当にアンタの包容力にはかなわないな。

>では餃子パーティは、暑さの和らいだ季節がよろしいかと思いますね。
>餃子は焼いても美味しいですが、お鍋に入れてもまた美味しいですね。

「あらぁ、それは嬉しいわねぇ。
 イタリアにペペロンチーノに対し東洋に餃子あり。
 新しいガーリックの妙味を楽しみにしてるわよぉ。」

>うふふ…。それでは共に皆様を頑張っておもてなし致しましょう。
>では、お二人もこのお屋敷のメイド服に身を包んでみては如何ですか?

「わ〜、良いんですか!?
 ぜひぜひお願いします。
 柚葉さんやグリッタちゃんみたいな可愛い服が着れるのって嬉しい〜♪
 実はこないだ、ネットの
『かわいいメイド服25種類と、キャラを描くコツ。講座でも学べます』
っていうサイトで、すっごくいろんなメイドさんのファッションを見て憧れたんですけれど。
 その中でもやっぱりこのお屋敷みたいなタイプのがいちばん好きでした〜。
 ああ、もう、ほんと楽しみ〜♪」

「おお、メイドの制服とかなんかテンションが上がるな。
 せっかくお嬢に食べさせるんだ。
 形から入るのも良いかもな。」

>うふふ…。社交部の皆様も、今回は新たに可愛いメイドさんが2人増えて喜んで下さるでしょう。
>もうすぐ始まる宴と皆様の笑顔が、待ち遠しいですね。(微笑)

あらあら、それはわたくしも楽しみですわ。
社交部の皆様にもまた良きサプライズになりそうですわね。
ワクワクしてまいりますわ…。


681 名前:吸血姫アーチェロ ◆ufrlRV4E 投稿日:2021/07/17(Sat) 20:02
申し訳ございません。
>>680の訂正でございます。

>それにしても、アンタを狙っていたあたしに親しく話しかけてくれるとか、本当にアンタの包容力にはかなわないな。

これは、「」には入っていませんけれど、サライ様の言葉でございます。

失礼いたしました。


682 名前:羽藤柚葉 ◆cmJTqYfU 投稿日:2021/07/19(Mon) 12:02
>>675(羽藤柚葉)

>町の皆様にも喜んでいただけたのではないか、と思うと心が充たされて、柚葉さんのご馳走への食欲が戻ってまいり
>ますわ。

良かった…。こういう時にお嬢様の御力になれる事、メイドとして誇らしく思えます。
家人一同で丹精込めて作ったご馳走も、来訪の皆様もお待ちかねです。
では、参りましょうか。

>そんなトール様の心情を察してか、何も言わずに頭を撫でてさしあげる小林様。
>お二人の心の絆の深さに、思わず目頭が熱くなってしまいましたわ。

はい、そして先週のイルルさんの幼い頃の記憶と心情を小林さんに吐露する場面…。
お嬢様のかつての記憶と重なるものがあり、切なかったです。
お嬢様もきっと同じ思いで見ておられたかと思うと…。

>顕現なされた屋敷神様もスイーツに目を輝かしておられます。
>わたくしもその瞳の輝きに、さらに食欲が刺激されて仕方ありませんわ。

ええ、今宵は新たなお客様と共に存分に味わって頂きたく存じます。
屋敷神様と朱瑠ちゃんがスイーツの取り合いに…という事態も想定して
十分な量を用意しておりますわ。

あ…屋敷神様がジト目で…。
失礼致しました。(苦笑)

>>679(アーチェロお嬢様)

>「ここら一帯は今夜雨の予報でしたので、皆さん半信半疑ながら『星が見られるかも知れないなら』と親子連れやら
>カップルやらが。」

私もここ数日の天気予報を見ながら多少残念な思いをしておりましたので…。
お集りになった皆様のお気持ちはよく分かりますね。
特に恋人同士で、ご夫婦で祝いたい方々からすればこの機を逃す手はないかと。
でも、何処に参られるのでしょうか?

>「特に高台にある土地神様の神社の境内は賑やかになってきて、土地神様が巫女の皆様と一緒に総出で家内安全や
>縁結びのお守りをご用意になっているとか。」

やはりそうでしたか…。
先週参拝した際に神社の皆様も七夕の準備をなさっていましたが、土地神様はその際に

「残念ながら、当日は天気が芳しくなさそうだのう。」

と憂いておられました…。
お嬢様の申し出は、正に“渡りに船”であられたのではないかと。
あ…でも恐らく数日後には土地神様の許に奈良の佐保姫様が顕現されて…。

「あなたずるい!氏子の吸血姫が雨雲を祓ってあなたの町一帯を星空に変えて
多くの信心を集めたそうじゃない!
七夕のパワースポットとして今後も注目ですって!?」

「そう言われても、皆に星空を見せてやりたいというのはあくまで吸血姫からの申し出だからのう。
我は無理強いなどしてはおらぬよ。
それに、年に一度の浪漫じゃ。
信心深く可愛い氏子の皆の為を思うての頼みを、無碍にする事もあるまい。」

「そう言って、ちゃっかり商売に利用してたじゃない!」

「折角の機会を、無駄にすることもあるまい。どこに集まるかは人それぞれじゃ。
それがたまたま、我の神社だっただけの事よ。」

「じゃあ来年雨が降ったら、件の吸血姫をうちに寄越しなさい!」

「それを決めるのはあの娘じゃから、我としては構わんがのう。
じゃが、天を左右するのはあの娘とて並大抵の事ではない。
あまり無理はさせられんのう。」

…というやり取りが想像出来ます…。(汗)
今宵のスイーツ、明日もう一度準備しておきますね。(汗汗)

683 名前:羽藤柚葉 ◆cmJTqYfU 投稿日:2021/07/20(Tue) 09:36
>>680(アーチェロお嬢様)

>お嬢は放っておくといつまでも飯食わないでキャンバスに向かってるし。
>血色悪いのって、見ていてなんかすごく気になるんだよね。

いつも頂いている素晴らしい作品の数々を見て、途轍もない集中力をお持ちなのは理解しておりますが…。
その分緊張の糸が切れると、「お腹空いた…」のお約束になってしまうようですね。(汗)

>ああ、前は主(あるじ)も作っていたんだけどさ、なんかときどきどっかの蛇神か何かのものらしき肉が混じってたりして。

…奥方様の事ですから、人間が食しても問題の無い食材をきちんとお選びになっていると思いますし
きっと精のつくものなのでしょうけれど、やはりそこは一抹の不安が…。(苦笑)
(出会ったばかりの頃の小林さんとトールさんのやり取りが頭に浮かびます。)

それで、今はお料理も担当されているのですね。
今のお仕事ぶり、きっとグリッタちゃんの所属する「本部」の方々も高く評価されている事と思います。
どうかこれからも、画家のお嬢様と奥方様の日常を支えてあげて下さいませ。

>それにしても、アンタを狙っていたあたしに親しく話しかけてくれるとか、本当にアンタの包容力にはかなわないな。

(サライさんの唇にちょんと指を当て、自分の唇にも指を立てながら)

それは、言わない約束です。(微笑)
私達は、それぞれの主の健やかな日常を支え日々を彩るメイドなのですから。
過去や経緯に拘るよりも、前を向いて進む事を主も望んでおりますわ。

そのためにも、今は皆様の御給仕を頑張りましょう。
ほら、朱瑠ちゃんったらあんなに楽しそうにメイド服に身を包んで頑張っておられますわ。
社交部の皆様も、新しいメイドさんの参加にあんなに楽しそうに…。
私達も先輩として、負けていられません。(腕まくりしながら)

(こうして星見台の立食パーティと天の川の鑑賞会を終えて、社交部の皆様も帰宅の時間を迎えて解散となりました。)

お嬢様、奥方様や画家のお嬢様、サライさん、久地崎さん親娘の寝室の準備が整いました…。
皆様、今は楽しそうに我が家自慢の檜風呂での入浴を楽しんでおりますわ。
お客様の入浴が終わり次第、私達も参りましょう。
私が、お背中を流させて頂きます。
お疲れの身でありながら、最後まで手伝って頂き誠に有難うございました…。(ぺこり)

(お背中を流しながら)

お嬢様…。決してご無理はなさっていないかと思いますが私には分かります。
こうしてお肌に触れていると、いつもより少し体温が低くなっておりますね。
加えてこの梅雨が明けた時に訪れる本格的な夏の訪れ…。
この後、お嬢様さえ宜しければもう一度星見台へ来て頂けますか?
勿論、お一人で…。
私は、身支度を整えてお待ちしておりますわ。(微笑)

(薄青の浴衣に身を包み、星空を背景にお嬢様をお待ちしておりました。)

今宵は、一年に一度の想い人同士の逢瀬の時…。
最早、言葉は要りませんね。
ああ…いい夜風です。
この星空も、今の心地よい夜風もお嬢様がもたらして下さったものだと思うと感慨深いです。

(結わえた髪をそっと解くと、髪が夜風になびきます)

お嬢様の、いえ、アーチェロの『禁血』の戒め、今だけは解いて頂けますか?
私自身が、何よりそれを望んでいるのですから…。(微笑)

684 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日:2021/07/21(Wed) 20:38
いよいよ夏休みですね。
夏休みの宿題は早めにやる方ですか?
後に溜めてしまう方ですか?

685 名前:吸血姫アーチェロ ◆ufrlRV4E 投稿日:2021/07/23(Fri) 07:18
>>682(柚葉さん)

>はい、そして先週のイルルさんの幼い頃の記憶と心情を小林さんに吐露する場面…。
>お嬢様のかつての記憶と重なるものがあり、切なかったです。
>お嬢様もきっと同じ思いで見ておられたかと思うと…。

イルル様が人間の子どもたちと心からの笑顔で向き合えていた時は本当に幸せそうで、わたくしが最も望んだものを
手に入れられている情景に胸が熱くなりました。
それは、年長のドラゴンが人間との歩み寄りを考えるほどに素敵な希望の灯であったことでしょう。
なのに…その後の出来事には、人の手により我が兄の命を散らされたときの衝撃が重なって胸が痛みました。
『なぜ、憎しみに身を委ねて、小さな者らのささやかな善意も好意も踏みにじってしまえるのだ!?』
と。
その後、心の虚ろを頑なに押し隠していたイルル様のことを、小林様が優しく抱きしめてあげたときには、わたくし自身が
救われた思いでした。
それは小林様のお優しさが、柚葉さんに重なったからでもありました。

そしてもう一人、わたくしが我が身を重ねて見ていた方がいます。
あの後、小林様を害そうとした男の前に立ちはだかったトール様です。
『よくも小林さんに…!!』
怒りに目を真紅に燃えさせたお姿に。

…サライ様の前では決して申せませんが、もしも彼女が旧主の下命を忠実に実行しようとしていたならば、わたくしは
あのときのトール様と同じになっていたでしょう。
そのことにつきましては、サライ様を手元においておかれたお母様に感謝しなくてはなりませんね。
柚葉さんの身を守ってくださったことはもちろん、サライ様に道を誤らせなかったこと、そしてわたくしが蛇神様に
直接牙を剥くという、ご母堂様の領域を犯す所業をせずに済んだことに対して。

>屋敷神様と朱瑠ちゃんがスイーツの取り合いに…という事態も想定して
十分な量を用意しておりますわ。

ふふふ…、屋敷神様は人見知りでいらっしゃいますけれど、一度心を許せばとても打ち解けられる、本当に子どもの
良き心根を変わらず持っていらっしゃる方ですからね。
一方、朱瑠様は旅路の中でお母様と同じく人間の領域から遠ざけられて、寂しい思いをなさったこともあるのではないか、
と気懸りだったのです。
人が端午の節句にごく当たり前に用いる菖蒲の葉によって。
朗らかな笑顔がグリッタちゃんと重なるがゆえに、辛い過去も同じようにあったのではないかって。
だからわたくし、今日はお二人がわいわいと楽しく交流をされるのをとても楽しみにしておりますわ。

>私もここ数日の天気予報を見ながら多少残念な思いをしておりましたので…。

柚葉さんが憂いていたことを払拭できる、これが最高の歓びですわ。
わたくし、あらためて奮起いたしました。
気合いを入れてしっかりお空を晴れ渡らせてご覧に入れましょう!

>あ…でも恐らく数日後には土地神様の許に奈良の佐保姫様が顕現されて…。

ぷっ、あははは…、柚葉さんったら。
この間の子どもの日の集いで読み聞かせをなさってからこの方、演技力に磨きがかかっていませんか?
本当にお二人の会話を聞いているみたいではないですか。
佐保姫様がぷうーっとほっぺたを膨らませて、それを土地神様がシレっとして躱すお姿が目に浮かびますわ。

ああ〜、でも佐保姫様から本当にあちらで雨雲を払うように求められたら困りますわね。
今年の神無月のことでさえ頭が痛いのに。
はてさて、どうしたものかしら…。


686 名前:吸血姫アーチェロ ◆ufrlRV4E 投稿日:2021/07/23(Fri) 07:23
>>683(柚葉さん)

>…奥方様の事ですから、人間が食しても問題の無い食材をきちんとお選びになっていると思いますし
>きっと精のつくものなのでしょうけれど、やはりそこは一抹の不安が…。(苦笑)

「あらぁ、柚ちゃんまでそんなつれないこと言わないでよぉ。
 材料は厳選しているしぃ、たとえ何が入っていようとわたくしにかかれば解毒も解呪もお手の物よぉ。
 あ、サライに聞かれたけどぉ、決して経観塚のアレには手ぇ出していないから。
 あそこは柚明さんの領分だからねぇ。」

途中にすごく気になる単語がありますけれど、ご母堂様のお邪魔をしない、との一言で他は聞かなかったことにいたしますわ。
サライ様がいて下さって本当に良かった…。

>(出会ったばかりの頃の小林さんとトールさんのやり取りが頭に浮かびます。)

あら、柚葉さん、笑みを浮かべられて、もしかしたらトール様が小林様に『尻尾焼き』を出されたことを思い出されています?
イルルさんに渡したマニュアルでも、食べさせる方法を求めていらっしゃいましたから、まだまだあきらめられないようですね。
そんなにお味に自身があるのかしら…。

>今のお仕事ぶり、きっとグリッタちゃんの所属する「本部」の方々も高く評価されている事と思います。
>どうかこれからも、画家のお嬢様と奥方様の日常を支えてあげて下さいませ。

「ああ、期待に応えられるかは分からんけど、『種族別補償』はちゃんともらえてるし、お嬢はどうにもほっとけないから、
 やれるだけのことはやるつもりだよ。」

>それは、言わない約束です。(微笑)
>私達は、それぞれの主の健やかな日常を支え日々を彩るメイドなのですから。
>過去や経緯に拘るよりも、前を向いて進む事を主も望んでおりますわ。

「お、おう…。
 なんか微笑の破壊力がけっこうなもんだぞ。
 言葉は『誰が言うか』で、説得力がまるで違うもんだな。
 あたしもお嬢と一緒に前へ進みたくなるよ。
 …元の主にも心置きなく『さよなら』って言えそうだ。
 あと
 『最後の忠言。オルキデア・カルミーニオには絶対に手を出すな。』
 とも、な。」

>ほら、朱瑠ちゃんったらあんなに楽しそうにメイド服に身を包んで頑張っておられますわ。

何だか見れば見るほど、グリッタちゃんを思い出しますわ。
誰もが心を浮き立たせずにはいられない軽やかな立ち居振る舞いとはじける笑顔とが。
さあ、皆様に喜んでいただけるよう、夜空へ我が力届かせましょう。

>お嬢様、奥方様や画家のお嬢様、サライさん、久地崎さん親娘の寝室の準備が整いました…。
>皆様、今は楽しそうに我が家自慢の檜風呂での入浴を楽しんでおりますわ。

お疲れさまでした、柚葉さん。
今日はお泊りのお客様が殊の外多く大変でしたでしょう。
朱瑠ちゃんは最後までお手伝いしたいとおっしゃっていましたが、二つのお口を大きく開けて眠たげにあくびをして
いらっしゃいましたから、無理をしていただくわけには参りませんでしたものね。

では、ご一緒にお風呂に参りましょうか。

>お嬢様…。決してご無理はなさっていないかと思いますが私には分かります。
>こうしてお肌に触れていると、いつもより少し体温が低くなっておりますね。

いえ、柚葉さんも毎日の暑気でお疲れでございましょう?
わたくしの背中にタオル越しに触れるお手の生気にもわずかながら陰りが見えましてよ?
わたくしの力がこんなに減退していなければ、むしろ身の内の力で柚葉さんを癒してさし上げたいところでございます。

>この後、お嬢様さえ宜しければもう一度星見台へ来て頂けますか?
>勿論、お一人で…。

(わたくしの姿を映す柚葉さんの瞳がしっとりと潤みを帯びている。
 その艶めきが容易にわたくしの心を蕩かせていく。
 その甘美な誘いに敢えて抗わず、だけどわたくしは溢れる感謝の心と共に彼女を見つめ返す。)

…はい、わたくしも心して貴女の元に参りましょう…。

(申し訳ございません。続きます。)

687 名前:吸血姫アーチェロ ◆ufrlRV4E 投稿日:2021/07/23(Fri) 07:25
>>683(柚葉さん)(続きです。)

(再び星見台に参りました。)

空の恋人たちが永の年月、決して変わることなく互いを求め合う、それほどの魂の絆があることを、わたくしは我が心の
想いによって信じ、今宵を祝福と共に過ごしてきましたが。

今からは、ただただ貴女への愛おしさ、貴女を求める狂おしさに身も心も委ねよう。
わたくしの柚葉、わたくしだけの柚葉。
今宵はそう思うことを誰にも妨げさせはしない。

さあ、そのうなじを我が前に。
わたくしの牙で穿ってあげましょう。
その血をわたくしに奪わせなさい。

そして同時に。
この身の内で、貴女への想いと共に育んだ『精』を貴女の中に。
今宵のその疲れをすべて癒す栄誉を我に与えたまえ…。

柚葉…。

(純白の牙が柚葉のほの紅いうなじに沈む。
 至上の美味と愛情が我が喉に流れ込む。
 欲深き我が心よ。
 そして身の内の『精』よ。
 過たず、彼女の生命の新たに輝くを助けよ…。)


688 名前:吸血姫アーチェロ ◆ufrlRV4E 投稿日:2021/07/23(Fri) 10:29
>>684

はい、待ちに待った夏休み、楽しくそして思い出いっぱいの休暇にしたいですね。
そして、その前に立ちはだかるあの高い壁、宿題を乗り越えてた地平にこそ、その休暇は広がっているのですよね。
…そう思っておりましたゆえ、日本にまいって最初のうちは計画を立てて真面目に宿題をこなしてからゆっくりお休みを
満喫しておりました。
本当ですよ?

ですが年を重ね、少しずつ多くの人々がわたくしへの警戒心を解いて、親しくおつき合いしてくださるようになってからは、
その方々と過ごす予定が次第に立て込んできて。
計画どおり宿題をこなせなくなってきたわたくしでございます。
だって、家族と冷えた甘味を楽しんだり夏ならではの町の行事を楽しんだり、子供たちの毎朝のラジオ体操の受付役を
させていただいたり、お友だちと海や山にでかけたり…。
そうそう、子どもの日の公民館の行事の運営に携わってからは、近所のお子さんたちが
「アーちゃん、あそぼー。」
なんて訪ねて来てくれたりするのですよ。
ああ、もう、嬉しいじゃありませんか〜。

そんな人間の方々からの親愛からのお誘いはご遠慮するのが、とても難しいのです・・・。
わたくしの意志が弱いから、というのは分かっていますけれど。

貴方様もうちの学校の方でいらっしゃいますか?
でしたら、もしも夏休み後半に宿題を溜めてしまわれたなら、そのときは勉強会におつき合いしてくださいませんか?
我が家でひんやり涼しい麦茶や水羊羹などご用意しておもてなしいたしますから、ご参加いただければ嬉しゅうございます。


689 名前:羽藤柚葉 ◆cmJTqYfU 投稿日:2021/07/24(Sat) 20:28
>>684
>>688(アーチェロお嬢様)

高校の頃まで過ごしていた実家では、夏休みの宿題に関しては決まり事があったんです。
両親の盆休みが始まる8月15日までに一通り終わらせること、
そして8月後半はきちんと復習の時間に充てる事、でした。

ですから、よくあるアニメや漫画のお約束のように夏休み最後に大慌てになるという
展開にはなりませんでした。
普段のお仕事もそうですが、やはり大変な事は率先してやっておかないと
後々苦しくなりますからね。

それと父が元々教育関係の仕事に就いておりますので、

「宿題とはただこなせばいい“作業”ではなく、身に付けなければ意味がない。」

と教えられました。
夏休みが終われば課題テストも待っていますから、その言葉には説得力がありましたね。

>だって、家族と冷えた甘味を楽しんだり夏ならではの町の行事を楽しんだり、子供たちの毎朝のラジオ体操の受付役を
>させていただいたり、お友だちと海や山にでかけたり…。

お嬢様、ご心配なく。
毎朝のラジオ体操の受付役をこなす…。
つまり早起きを心掛けている事(元々お嬢様は早起きでいらっしゃいますが)は
計画的に宿題をこなす上で大変重要な要素となります。

ラジオ体操、朝食後の午前中の過ごし方を計画的なものにすれば
一定のペースを保って宿題に取り組めますよ。
私も専攻分野に関するレポートや論文を作成するための学習時間が必要ですので、
午前中は学習の時間に充て、午後をお楽しみの時間としましょう。
勿論、休憩の際のお飲み物やスイーツの準備もお任せです。

もし学校の同級生の方で、夏休みの初めから共に宿題に取り組みたいという方がいらっしゃるのでしたら
気軽にお声を掛けてあげて下さいませ。
心地よく学習に取り組めるよう、メイドとしての役割を果たさせて頂きます。

…余談ですが、ソフィーちゃんと同居している灯さんと親友のひなたさんのように
最後になって大慌ての展開はやはり避けたいですね。(汗)
あれでは夏休み明けの課題テストへの対策が不十分ですから…。

690 名前:羽藤柚葉 ◆cmJTqYfU 投稿日:2021/07/24(Sat) 20:48
>>685(アーチェロお嬢様)

>…サライ様の前では決して申せませんが、もしも彼女が旧主の下命を忠実に実行しようとしていたならば、わたくしは
>あのときのトール様と同じになっていたでしょう。
>そのことにつきましては、サライ様を手元においておかれたお母様に感謝しなくてはなりませんね。

何事が起きても慌てず騒がず、むしろご自身が楽しむ方向に持っていってしまうのが
奥方様の器の大きさであるのは重々承知しておりますが…。
その中できちんとお嬢様や私の事も考えて下さっているのが奥方様ですね。

「別に深い意味は無いわ。楽しそうだからそうしただけの事よぉ?」

と仰るかもしれませんが…。
そこはやはり奥方様も立派な“母親”であらせられますから…。
私達の知らない所で、我が子の身を案じ、見守り、常にその幸せを願っている事を感じずにはいられません。

>あら、柚葉さん、笑みを浮かべられて、もしかしたらトール様が小林様に『尻尾焼き』を出されたことを思い出されています?

はい、お嬢様の仰る通りです。(笑)
そういえば今回、『敵情視察』と称して突撃したメイド喫茶でトールさん、
コック長として大いに活躍しておられましたね。
ネット上の口コミで、メイドとしての働きよりお料理の事ばかりが評価されているのがご不満のようでしたが…。
お料理もメイドとして重要な要素ですからそれでよろしいのでは?と突っ込みたくなりました。(汗)
そこには『メイドラゴン』としての拘りがあるのでしょうね。(苦笑)

>ああ〜、でも佐保姫様から本当にあちらで雨雲を払うように求められたら困りますわね。
>今年の神無月のことでさえ頭が痛いのに。

上記の事はあくまでも私の想像ですが…。
やはりこの後ご挨拶に参りましょう。
その際に、今年の神無月の事に関してもご相談なさるのがよろしいですね。
…私もスイーツで、和やかな雰囲気でお話が進むようご協力させて頂きます。

691 名前:羽藤柚葉 ◆cmJTqYfU 投稿日:2021/07/24(Sat) 22:17
>>686(アーチェロお嬢様)

>…元の主にも心置きなく『さよなら』って言えそうだ。
>あと『最後の忠言。オルキデア・カルミーニオには絶対に手を出すな。』

ええ…。奥方様の口許から笑みが消えた時…。
いえ、私自身は未見でありますが、あまり想像したくはないものですね。
“母”としての立場で奥方様がお怒りになればどうなる事か…。
願わくば、その時は永久に訪れない事を…。

>いえ、柚葉さんも毎日の暑気でお疲れでございましょう?
>わたくしの背中にタオル越しに触れるお手の生気にもわずかながら陰りが見えましてよ?

ええ、無論体調には十分に注意しておりますが…。
疲労はやはり自覚しない内に溜ってしまうものですね。
ですからこうして、大切な方と共に過ごす時間、
そして大切な方が私を思いやって下さる時にこそ癒しを得られます。

>…はい、わたくしも心して貴女の元に参りましょう…。

良かった…。
お嬢様と私が絆を確かめ合う時…。
それは、何物にも代えがたい大切な時であると同時に、
人との絆のために“禁血”を己に課すお嬢様自身の戒めを解く時…。

ですが、こうして互いを想う気持ちが一つになり、その想いは今宵の星空のように澄み渡っている…。
相応しい時が訪れた事を、実感しておりますわ。
それではお嬢様、お待ちしております…。

692 名前:吸血姫アーチェロ ◆ufrlRV4E 投稿日:2021/07/25(Sun) 13:41
>>689(柚葉さん)

>両親の盆休みが始まる8月15日までに一通り終わらせること、
>そして8月後半はきちんと復習の時間に充てる事、でした。

まあまあまあ…、さすがですわ、柚葉さん。
祖霊様をお祀りする大切な祭事をつつがなく行えるよう、しっかりと計画を立てて宿題をなさるのですね。

わたくし、柚葉さんにお世話になっている身でありながら、貴女の祖霊様をお迎えしてお礼を述べるその大切な機会に、
なんと迂闊だったのでしょう。
宿題への着手が延び延びになるのを他人様とのお付き合いのせいにして、大切な方々へのおもてなしを看過するなど
恥ずかしい限りですわ。

わたくしも今年は宿題を計画的にこなして、身も心も整えて柚葉さんのご先祖様をお迎えいたしましょう。
そうそう、迎え盆のときのキュウリや送り盆の時のナスも、お颯様のお店で新鮮なものを選んでおきませんと。

>「宿題とはただこなせばいい“作業”ではなく、身に付けなければ意味がない。」

は、はい、おっしゃるとおりでございます!
…御父君に諭されてしまった心地で、思わず正座して居住まいを正してしまいましたわ。

>ラジオ体操、朝食後の午前中の過ごし方を計画的なものにすれば
>一定のペースを保って宿題に取り組めますよ。
>勿論、休憩の際のお飲み物やスイーツの準備もお任せです。

頼もしいお言葉ですわ。
ラジオ体操の受付役はわたくしの一日の始まりで、元気の素なんです。
元気に集う子どもたちとあいさつを交わすと、それだけでなんだかこちらの気持ちも溌溂としてきて。
ですが、そこからの過ごし方が大事だったのですね。
その気分を保ちながら、午前中涼しい内に宿題に取り組む、まことに道理にかなっていますわ。
そしてお飲み物やスイーツをいただけるなら、最高です!

>もし学校の同級生の方で、夏休みの初めから共に宿題に取り組みたいという方がいらっしゃるのでしたら
>気軽にお声を掛けてあげて下さいませ。

でしたら、お向かいの軽部様や社交部の方にお声をかけてみますわね。
演劇部の部長様は…お声をかけずともどこからともなく現れて、
『一緒に勉強してあげてもよろしいのよ?』
とかおっしゃりそうですけれど。
もし、メンバーが決まりましたら柚葉さんにもご報告いたします。
またご面倒をおかけするかも知れませんが、よろしくお願いいたしますね。(ぺこり)

>…余談ですが、ソフィーちゃんと同居している灯さんと親友のひなたさんのように
>最後になって大慌ての展開はやはり避けたいですね。(汗)

原作の3巻第25話、アニメの第8話ですわね。
夏休みの最終日に宿題が全然終わっていない…、まさに真夏の世の悪夢でございます。
自分が夏休みの宿題をやるようになって、その恐ろしさを実感いたすようになりました。
こればかりは反面教師とさせていただいて、しっかりと計画的に進めてまいりますわ。


693 名前:羽藤柚葉 ◆cmJTqYfU 投稿日:2021/07/27(Tue) 16:49
>>687(アーチェロお嬢様)

澄み渡った幾千万の星々の輝きと、優しく私達を照らす月に見守られながら…。
今宵アーチェロと私は、再び絆を確かめ合う…。

人との絆を求めるが故に、貴女が命の雫を得るための牙を封じて幾星霜…。
でもこの時だけは、己が戒めを解き放つ時…。
何故ならば、我が身に流れる命の雫こそが貴女と私を結ぶ「アカイイト」なのだから…。

(お嬢様の背中に回した腕に、優しく力を込めて)

アーチェロの牙が、私の肌を穿つ…。
貴女のその牙こそは、絆を確かなものとする「楔」…。
楔に巻き付けられたアカイイトが、固く強く結びつけられていく…。
それと同時に、言葉にせずとも分かる確かなものが、私の身体に流れ込んでくる…。
貴女から奪うだけではない、私も貴女に与えたいという確かな思いが…。

(そっと身体を離し、優しく見つめ合うアーチェロと私…。)

今は、言葉は要りません…。
全部分かります…。
貴女が私の髪を優しく撫でる手が…。
伝わってくる鼓動が…。
温もりを取り戻した『朱珠』が…。

全てを、物語っているのですから…。

694 名前:羽藤柚葉 ◆cmJTqYfU 投稿日:2021/07/27(Tue) 17:28
>>692(アーチェロお嬢様)

>でしたら、お向かいの軽部様や社交部の方にお声をかけてみますわね。
>もし、メンバーが決まりましたら柚葉さんにもご報告いたします。

(こうして夏休みの、午前中の勉強会が始まり数日が経過しました。)

皆様、おはようございます。
本日もお暑い中足を運んで頂き、有難うございます。

7月も残り数日となりましたが、成果は上々でありお嬢様も既に半分以上
宿題を終えております。
軽部さんも部長さんも社交部の皆様も、時には協力し時には競い合うように
意欲的に学習に取り組まれており、この集まりをお嬢様に提案した甲斐がありました。

私も皆様に負けぬよう、卒業論文の進行と夏休み明けのゼミ内における中間報告のための
資料作成に全力で取り組んで参ります。
それでは、本日も頑張りましょう。

お飲み物が必要な方は、遠慮なく申しつけ下さいませ。
麦茶、緑茶、自家製の健康ドリンク等お好きなものをお持ち致します。

10時の休憩の際には、七夕パーティの際に好評を頂きました『レモン甘酒の水饅頭』
をご用意させて頂きます。

(勉強中、社交部の方と少しお話中です)

はい、お嬢様の宿題の進行の速さについてですか?
お嬢様は午前中の勉強会の他にも、夕食、入浴を終えて一息ついた後の就寝時間前、
21:00〜23:00の時間にも学習に取り組んでおられます。

普段学校に通っている時の学習のペースを、夏休みになっても継続する事で
規則正しい夏休みを送っておられますわ。
そしてそれをサポートするのも、メイドの勤めです。

やはりこの暑さですから、1日中取り組むのは身体に酷ですので…。
決められた時間に集中して取り組む姿勢を身に付ければ、後で困る事はありません。
それに何より、後で楽しみが沢山待っていると思えば自然と頑張れますものね。(微笑)

夏休みとは正に『楽は苦の種 苦は楽の種』です。
大学生になってもそれは同じですから、共に頑張りましょう。

本日もしお時間のある方は、昼食も召し上がっていって下さいませ。
夏の風物詩、素?を準備致します。

695 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日:2021/07/27(Tue) 18:44
姫様、柔道女子のマリア・チェントラッキオ選手の銅メダル獲得おめでとうございます。

696 名前:羽藤柚葉 ◆cmJTqYfU 投稿日:2021/07/28(Wed) 16:13
>>695

お客様、紅茶をお淹れしました…。
お茶請けは、紅茶羊羹になります。
洋風の要素も織り交ぜた羊羹も美味しいと御贔屓の和菓子屋さんから伺いましたので、
早速作ってみました。

改めまして、祝福の御言葉を有難うございます。
私自身、まだお嬢様の故国を訪れた事はありませんがこうして国際的なイベントとなりますと
お嬢様の故国の選手の活躍も自然と注目する今日この頃です。

先日の柔道の、女子の63s級の三位決定戦ですね。
生放送で私も見る事が出来ました。
我が家の見習いメイドさんの次女さんが、

「お願い!何とかメダルを獲って!」

と祈るような思いで見ていらっしゃいました。
私も同じく、応援させて頂きました。
鮮やかに一本とは参りませんでしたが、死力を尽くした末に獲得した銅メダル…。
チェントラッキオ選手の勝利した際の表情には、感慨深いものがありましたね。

午前は勉強に専念し、午後はこうしてスポーツをゆっくりと鑑賞する時間が取れるのは良いものです。
様々な競技を見てきましたが、日本とイタリアの試合となると少々複雑な思いも致しますが。(汗)

勉強会の後用事のある方は帰宅されておりますが、
お時間のある方はこうして鑑賞会を楽しんでおられます。
お客様もお時間が許す限り、ごゆるりと…。

697 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日:2021/07/28(Wed) 18:25
今日は土用の丑の日と言って、鰻を食べる日でしょう?

698 名前:羽藤柚葉 ◆cmJTqYfU 投稿日:2021/07/28(Wed) 19:27
>>697

はい、お嬢様と屋敷の皆様に暑い夏を乗り切るための元気をつけて頂くための
恒例の日となっております。
ですが、一つ問題が…。

食材の鰻と赤だし汁に使うためのしじみを購入して参りましたが、
鰻は近年貴重な食材となり、お世話になっている鮮魚店でも予約できる量が
どうしても限られてしまうのですよ。

本来なら鰻重、鰻丼としてお出ししたいのですが…。
恐らくは奥方様と滞在先の皆様もお越し頂く事を想定すると
やはり足りないんです。

そこで今年は、鰻のちらし寿司を作る事に致しました。
御贔屓の青果店さんの野菜も加えて、満足のいく出来栄えとなりました。
これならお代わりをして頂く事も可能です。

それから鰻の卵巻き、和風サラダ(オクラ、ツナ、山芋、トマト)、しじみの赤だし汁、
デザートは土用餅になります。

鰻だけでなく、オクラや山芋も夏バテ防止に役立つ食材ですね。
いつも新鮮な食材を提供して下さる青果店のお姉さんに、感謝です。

それでは支度が整いましたので、お嬢様をお呼びして参ります。
そしてこの後参られる奥方様の出迎えもありますので、今暫くの間お待ち下さいませ。



699 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日:2021/07/31(Sat) 05:25
アーチェロさんの姿が見えないけど大丈夫なんだろうか?

700 名前:羽藤柚葉 ◆cmJTqYfU 投稿日:2021/07/31(Sat) 13:01
>>699

お客様、昼餉の支度が整いましたので、よろしければ召し上がって下さいませ…。
献立はざる蕎麦と天ぷらの盛り合わせ(南瓜、茄子、オクラ、獅子唐、青しそ、鱧)になります。

お嬢様の事を心配して下さり、誠に有難うございます。
お嬢様は休日、特に土日はよく土地神様の神社に参拝とお手伝いに行かれる事が多いので
場合によりお客様とはお会い出来ない日もございます。
その際は、なにとぞご容赦下さいませ。(ぺこり)

不在にしている期間、または不在の回数はむしろ私の方がお嬢様より多かったり長かったりかと思われます。
お客様をお待たせしてしまう事は誠に心苦しいのですが、
出来るだけ早くお客様の質問や話題に応えて参りますので、今後とも宜しくお願い致します。

お客様の心配事となりますと、この季節はやはりお嬢様の体調の面でしょうか?
私達も出来る限り気を付けておりますが、出来るだけご無理はなさらないように
我々でサポートしていきます。

行事などの準備を含めてお嬢様も今頃少々お忙しいのかも知れませんが、
もう暫くの間お待ち下さいませ。

701 名前:吸血姫アーチェロ ◆ufrlRV4E 投稿日:2021/07/31(Sat) 20:57
>>690(柚葉さん)

>何事が起きても慌てず騒がず、むしろご自身が楽しむ方向に持っていってしまうのが
>奥方様の器の大きさであるのは重々承知しておりますが…。

器は大きいのかも知れません、知れませんけれど。
大きすぎて、中に何が入っているのか分からないのですよ。
全てを凍てつかせる氷の飛沫だったり、逆巻く灼熱の炎であったり、そう思えてしまって。

ですがそうして信頼してくださって、あの方の心の内を感じてくださることで、ふと思い出すことができるのです。
幼い日確かに何の邪気もない微笑みをわたくしに向けてくださったこともあったのだと。
…その後はたいがい何を企んでいるか分からない口端を上げた笑みでイメージが上書きされていたとしても。

>私達の知らない所で、我が子の身を案じ、見守り、常にその幸せを願っている事を感じずにはいられません。

ずっとわたくしと柚葉さんの傍にいてくれている事実を忘れてはいけない、とそう思っておりますわ。
わたくしに画家のお嬢様やサライ様、久地崎様母娘を引き合わせてくださったことで、わたくしの毎日はより豊かな
ものになりました。
何より柚葉さんとの思い出の日々を重ねさせてくださったことに、その、あの、少しは感謝しているのですよ?
あ、これはお母様には内緒でお願いしますわね。

>そういえば今回、『敵情視察』と称して突撃したメイド喫茶でトールさん、
>コック長として大いに活躍しておられましたね。

「敵」であったはずのメイドの皆様に慕われて、喫茶を去るときに皆から慰留されて、きっと心揺れることもあった
のではないでしょうか。
だから、去り際にお料理のレシピを置いて行かれたのは、メイドの皆様への友情の表れだったのでしょう。
少しずつ人間と心通わせていかれるトール様を見るのは、わたくしにとってもとても嬉しいことですわ。

>上記の事はあくまでも私の想像ですが…。
>やはりこの後ご挨拶に参りましょう。

はい、そのことにつきましては、土地神様からもお口添えをぜひお願いしたいところでございます。
でなければ、佐保姫様にも中々ご納得いただけないでしょうから。
わたくしが思いますに、佐保姫様には土地神様に対して以上に対抗心を持っている方がいるのではないか、と懸念して
いるのですよ。

「竜田姫」様…、春の女神の佐保姫様と並び称される秋の女神様で、同じ奈良の社に神座をお持ちの方。
甲斐千鶴さまの描く神影(みかげ)は真に美しい方でございますが。
わたくしが佐保姫様のお社で空を晴れ参らせて、今度は竜田姫様から「あなた、ずるい!」などと言われたら、いたたまれ
ませんわ。

柚葉さんのスイーツがあれば話の場も大いに和みましょう。
頼りにさせていただきますわね。


702 名前:吸血姫アーチェロ ◆ufrlRV4E 投稿日:2021/07/31(Sat) 20:58
>>691(柚葉さん)

>ええ…。奥方様の口許から笑みが消えた時…。
>いえ、私自身は未見でありますが、あまり想像したくはないものですね。
>“母”としての立場で奥方様がお怒りになればどうなる事か…。

…一の兄様が人間との戦いで散華なさったとき、お母様は。
お母様は、嘆き悲しむメイドさんたちはじめ使用人の皆さんに微笑んでおられました。
「息子のために泣いてくれるそなたらに感謝します。」
とおっしゃって、それはもうこれ以上はない美しい笑みでしたわ。

ですが、使用人たちが去ったその部屋で一瞬だけ、お母様の笑みが別の何か、とてつもない凄愴な何かを湛えたような気が
したのですが ―
その後フッと意識が途切れた気がしましたけれど、気が付いたらわたくしは寝台で寝ていました。
傍にはメイド長がいてくれて、とても安堵した表情をしていました。
その後しばらくお母様は長い旅に出られてしばらく会うことが叶いませんでした。
時を同じくしてわたくしたちの周りから急に人間たちの不穏な動きが見られなくなりましたが、それが偶然出会った
のかどうかは、今もって分からないでおります。

>ええ、無論体調には十分に注意しておりますが…。
>疲労はやはり自覚しない内に溜ってしまうものですね。

もう、柚葉さんは。
生意気を申すようですが、しっかりお休みを取るのもメイドのお仕事とお心得なさいませ。

…いいえ、責められるべきはわたくしね。
柚葉さんの輝きを曇らせるような者がどうして主(あるじ)を以て任じられましょう。
(柚葉さんの身を抱きしめてしまうわたくしです。)
どうか、そのお体、わたくしを愛しく思ってくださるなら、なおのこと大事になさって下さい。

>お嬢様と私が絆を確かめ合う時…。
>それは、何物にも代えがたい大切な時であると同時に、
>人との絆のために“禁血”を己に課すお嬢様自身の戒めを解く時…。

はい、貴女と結ばせていただいたこの血の絆で、わたくしは本当に分かちがたく人の世との絆をも確かなものに出来ました。
今宵また貴女との逢瀬を許されるなら、わたくしはわたくしとの縁を下さる人々と共に在り続ける、その力をさらに
強きものにしてまいります。

>それではお嬢様、お待ちしております…。

僅かの時間貴女と離れることすら今はもどかしい…。
すぐに、すぐにまいりましょう、貴女の許へと。

(そして>>687へと続くのでした。)


703 名前:吸血姫アーチェロ ◆ufrlRV4E 投稿日:2021/07/31(Sat) 21:59
>>693(柚葉さん)

星が幾千万あり、それを何億の命育む大地を持つ惑星が巡ろうとも。
その中で巡り合えた貴女以上の奇跡をわたくしは知らない。

いいえ、そうではなくて。
貴女がわたくしたちを繋ぐ「アカイイト」だと言ってくれたその心こそが、わたくしにとっての奇跡なのだ。
だからもう一切の躊躇いは無い。
わたくしと世界を結んでくれる絆の血であることさえも、今は心の後景に退いて。
ただただ、貴女だけしか見えないわたくしがいる。
貴女との「楔」がさらに強いものになっていく。
常しえの互いの誠を互いに捧げて、今わたくしたちは一つになっている。

柚葉、わたくしの柚葉。
どうかわたくしのすべてを受け止めて。
わたくしのすべてを奪ってわたくしを貴女の物にしてほしい。
…今この瞬間だけで良いから。

(わたくしの牙が柚葉から離れ、彼女の体の温もりがこの身から離れていく。
 だけど、わたくしに欠片ほどの寂寥も無い。
 わたくしたちは確かに結ばれているのだから。)

ありがとう、柚葉。
わたくしの『朱珠』もまた光と温もりが溢れていて。
貴女の精気が戻ってきたことにこの胸が安堵で満たされます。

もう少しだけ、このままでいさせてください。
今宵の逢瀬を今一度感じるために…。

(わたくしは、先ほど穿ったうなじを今度はそっと唇でついばみました。)


(今宵はここまでとさせていただきます。)

704 名前:吸血姫アーチェロ ◆ufrlRV4E 投稿日:2021/08/01(Sun) 11:57
>>694(柚葉さん)

柚葉さん、おはようございます。
今日もわたくしたちの勉強会のためにご準備の数々、どうもありがとうございます。
お集まりになる皆様も、お飲み物の数々もさることながら、端然としてメイドのお務めをされているそのお姿に、清々しい清涼の
感を肌身に感じておられるようで、毎日勉強がとても捗っておりますわ。
それに、社交の学びの先生からのおもてなしを受けて、自然と心も引き締まってまいるのですよ。

わたくしは、お勉強部屋を調えてきたところです。
「旧並河邸」に倣った、疎水へと張り出した縁側を開け放ち涼風がそよそよと吹き込むのがとても快適ですわ。
涼風は縁側の向こうに広がる屋敷林からのもの。
わたくしと柚葉さんで、屋敷林に住まう妖精さんに夏野菜や果物を差し上げたお礼でございましょう。
冷房の苦手な方にも快適に過ごしていただけます。

(皆様をお迎えして勉強会が始まりました。)

>7月も残り数日となりましたが、成果は上々でありお嬢様も既に半分以上
>宿題を終えております。

はい、皆様とご一緒と言っても一人一人の心構えができていなければ、すぐにみんなで自堕落に流れてしまうところですが、
柚葉さんから教えられた社交の場で己が節度を保つ態度がしっかり生かされておりますわ。
そもそも柚葉さんがご自身の卒業論文やゼミのために全力を尽くしていらっしゃるのに、わたくしたちが手を抜くことなど
考えられませんもの。

それに今回は『お目付け役』もいらっしゃるので…。

「何?わたしのこと?
 当然でしょう。
宿題を全部やったら、秋の文化祭での演劇部と社交部との合同成果発表会の話をしなければならないのだから。」

いえ、部長様、そのような話は決まっていませんけれど…。

「本格的な英国社交マナーを身に付けた人たちがこんなにいるのよ?
 わが演劇部が上演を計画しているゴシック・ホラーに出演する。
 これって貴方たちの活動を拡げる好機だと思わない?思うわよね?」

…柚葉さん、いろいろお骨折りいただいておいて恐縮ですが、もう一つお願いです。
今日ばかりは、母が来ましてもこちらには案内しないでくださいまし。
こんな話を聞かれたら、絶対面白がって部長様の味方に付くんですから…。

>お嬢様は午前中の勉強会の他にも、夕食、入浴を終えて一息ついた後の就寝時間前、
>21:00〜23:00の時間にも学習に取り組んでおられます。

うっかりすると、吸血鬼本来の夜型に戻って夜更かししてしまいますので、きちんと就寝時間までに切り上げる、そのために
柚葉さんが一日の締めとしてカフェインレスで蜂蜜入りの紅茶を淹れて下さって、とても安眠できるのですよ。
柚葉さんのサポートに隙はございませんわ。

(10時の休憩でございます)

はあ〜、甘露とはまさにこのことでございます。
檸檬のスッキリとした酸味、甘酒のふくよかな甘味。
ひんやりとした瑞々しいお饅頭がお口の中で溶けて全身が生き返りますわ。

>本日もしお時間のある方は、昼食も召し上がっていって下さいませ。

夏はやはり見るからに涼し気な純白の細麺が最高ですわね!
最近は色々な色の素麺が販売されていますが、わたくしは昔ながらの白が特に良いですわ。
その中にほんの1、2本だけ色付きの麺が混じっているのが、日ノ本の奥ゆかしい美意識を感じさせるのですもの。

さあ…、それでは食欲増進のためにももうしばらく宿題にエネルギーを注ぐといたしましょうか…。


705 名前:吸血姫アーチェロ ◆ufrlRV4E 投稿日:2021/08/01(Sun) 11:58
>>695
>>696(柚葉さん)

お客様、わたくしの故郷の選手のことをお気に懸けていただき、まことにありがとうございます。(平伏)
彼女の栄冠はわたくしにはもちろん嬉しゅうございますが、こうして日本の方から祝福をいただけるもまことに心震えることでございます。

準決勝1回戦でスロヴェニアの選手相手に一本を取られた時は、思わず「ああ…」と嘆息を漏らしました。
そして敗者復活戦。
上背のあるオランダの選手を相手に苦戦するその姿に、ただただ「がんばれ!」とひたすら祈ることしかできませんでした。

>私も同じく、応援させて頂きました。
>鮮やかに一本とは参りませんでしたが、死力を尽くした末に獲得した銅メダル…。
>チェントラッキオ選手の勝利した際の表情には、感慨深いものがありましたね。

はい、嬉し泣きでお顔をくしゃくしゃにされたその姿が光り輝いて見えて。
拍手を送りつつ眼を拭うばかりでした。
全力を尽くしてそれが報われた者だけが纏うオーラを感じましたわ。

そして試合後に選手同士が抱き合われたとき、相手の選手がチェントラッキオ選手を称えるように背中を優しく叩かれた姿に
誠のスポーツ精神の粋を見た思いがいたしましたわ。

>様々な競技を見てきましたが、日本とイタリアの試合となると少々複雑な思いも致しますが。(汗)

正直、『どちらも勝ってください!』という都合の良いことを叶わぬことと知りつつ考えてしまいますけれど。
どうか出場する選手の皆様どうかベストを尽くしてくださいませ、と祈る日々でございます。

お客様、よろしければあらためての祝杯にお付き合いくださいませ。
ミントのシロップと牛乳のミックス、『ラテ・エ・メンタ』でございます。
オリンピックの熱気に交じる一幅の清涼感を楽しむことができますわ。


706 名前:吸血姫アーチェロ ◆ufrlRV4E 投稿日:2021/08/01(Sun) 13:49
>>697
>>698(柚葉さん)

夏の土用の丑の日に鰻を食するという習慣の期限は諸説ございますが、平賀源内の発案という説がよく知られているよう
ですわね。
『土用の食い養生』といって、この日は「う」の付くものを食するのが良い、と言われていたそうで、平賀さまはそれを
利用して夏の鰻の需要を喚起しようとして成功したのだとか。
他の季節の土用の丑の日につきましても、春は「い」、秋は「た」、冬は「ひ」のつくものを食べる、とも申すそうです。
せっかくですから、他の季節の食卓にもそんな字の付く食べ物を並べて季節の風趣を味わう、そんな楽しみがあっても
良さそうですわ。

夏の土用につきましては、毎年柚葉さんが工夫を凝らした鰻のご馳走を用意してくださいます。
昨年(>>42)は、「鰻重と、しじみのお吸い物」「おくらの新芽とおくらと長芋のねばねばトロロ和え」をとても美味しく
いただきましたわ。
他にも(>>45)「ひつまぶし」や「う巻き」にも挑戦したかったそうですが、鰻の品薄と高騰は如何ともしがたかった
のですよ。

それで今年はどうなさるのかな、とずっと楽しみと気懸りが半々の気持ちでおりました。
そして「鰻のちらし寿司」という新趣向は、とても嬉しい予想外でございますわ。
鰻の握りずしはいただいたことがございますが、鰻の濃厚なお味と負けないくらい酢飯の味わいを生かすなら、むしろ
他の具材と共演するちらし寿司にする、というのは良きアイディアですね。

そしえそれとは別に、単品の「鰻の卵巻き」もご用意くださるのですか。
「鰻の卵巻き」といえば、出汁の醸す卵焼きのお味とのコラボの美味しさは誰もが知るところ。
昆布、鰹節、椎茸…、どんな味が待っているか、ワクワクいたしますね。

サラダの類もこれまでになく多種多様ですのね。
そういえば、青果店のお颯様も
「柚葉さんの料理を試食させてもらって、自分が売っている商品がこんなに可能性があるものとは知らなかったよ。」
とおっしゃって、ますます食材しての目利きに力を入れられているのですよ。
お客様も、あのお店の品ぞろえが最近ますます充実していることにお気が付かれたのではございませんか?

では、わたくしは柚葉さんの支度が調うまで邪魔にならないよう厨房から離れていましょう。
柚葉さんがお呼びくださるその時を心待ちにしておりますわ。


707 名前:吸血姫アーチェロ ◆ufrlRV4E 投稿日:2021/08/01(Sun) 15:10
>>699
>>700(柚葉さん)

ただ今戻りました…、あら、お客様ですか?

まあ、わたくしの不在を心配してきてくださったのですか。
それは大変申し訳ございませんでした。(平伏)

わたくし、柚葉さんの申すとおり土地神様の神社に参っておりました。
神社で巫女装束になって他の巫女の皆様とお仕事をしておりましたの。
おみくじやお守りなどの品々の授与(販売)や在庫管理もさせていただいておりました。
ただ、夏祭りが近いためお仕事は色々あって、思ったより時間がかかってしまいましたわ。

それに最近こちらにいらした大道芸人の母娘様が境内で芸をご披露になっていて、こちらがとても参拝客の人気になって
いますため、お客様の整理に手間取ってしまいましたわ。
夏祭りでもご出演なさるそうですから、よろしければお客様もご覧くださいませ。

これからも、お客様とすれ違いになることもあるかも知れませんが、何とぞご容赦くださいませ。

柚葉さん、お客様へのご対応どうもありがとうございました。
わたくしが時間がかかったために心配をおかけしてしまいごめんなさい。
わたくしはこのとおり元気でございますわ。
境内の木陰で、蝉時雨を聞きながら冷えた甘酒もいただき、仕事も無事終えることができました。

ですが、やはり柚葉さんのお料理がわたくしの元気の源でございます。
涼を納めるざる蕎麦と精の付く天ぷらの盛り合わせとは、外から帰った身にはまことに嬉しい干天の慈雨ですわ。

お客様もご一緒にお召し上がりになるのですね?
さあさあ、どうぞ席に着かれませ。
屋敷林より庭をそよいでくる涼風、ガラス風鈴の可憐な音色。
夏の風味をいただくに相応しいたたずまいのお部屋かと存じますわ。


708 名前:羽藤柚葉 ◆cmJTqYfU 投稿日:2021/08/01(Sun) 15:58
>>704

>わたくしは、お勉強部屋を調えてきたところです。
>「旧並河邸」に倣った、疎水へと張り出した縁側を開け放ち涼風がそよそよと吹き込むのがとても快適ですわ。

お嬢様、勉強に励むのに快適な環境を整えて下さり、有難うございます。(ぺこり)
お嬢様はお屋敷の主として、お屋敷とこの地に住まう方々からのご加護を…。
私達従者は訪れるお客様のおもてなしを…。

お陰様で、こうしてお嬢様の学友の方々が日々足を運んで下さいます。
それでは、本日も共に頑張りましょう。

>宿題を全部やったら、秋の文化祭での演劇部と社交部との合同成果発表会の話をしなければならないのだから。

クスッ、お嬢様と演劇部の部長さんの経緯は私も見守って参りましたが…。
照れ隠しの入り混じった部長さんのそれは、お嬢様を良き友人として認めて下さっている何よりの証です。
切磋琢磨しながら、今後もお嬢様をよろしくお願い致します。(ぺこり)

>…柚葉さん、いろいろお骨折りいただいておいて恐縮ですが、もう一つお願いです。
>今日ばかりは、母が来ましてもこちらには案内しないでくださいまし。

承知致しました、お嬢様…。
こちらの件に関しましてはお屋敷の主としての私的なものではなく、
学校の部活動の代表者として部員やクラスメイトの皆様に関わりがあるものですから。
部の纏め役として、イベントの進行等において大きな責任が伴います。
心労はなるべく少ないのが望ましいですね。

ああ…。でも勘が良すぎる奥方様の事ですから…。
この件についてお知りになるのは出来るだけ後になるのを願うばかりです…。
無論、私共も極力口をつぐませて頂きますが。

>さあ…、それでは食欲増進のためにももうしばらく宿題にエネルギーを注ぐといたしましょうか…。

はい、それでは私は課題が一段落しましたのでそろそろお食事の準備に取り掛からせて頂きます。
素麺つゆのみで召し上がっても十分美味しいですが、短冊切りにした卵、胡瓜、ハム、
他にもお好みで使用する摺り胡麻、刻み葱等も準備しましょう。

多種多様な味わいを、楽しんで下さいませ…。

(屋敷林より庭をそよいでくる涼風による、ガラス風鈴の可憐な音色を背景に
お集まり頂いた皆様とお食事を楽しむ事が出来ました。)

709 名前:羽藤柚葉 ◆cmJTqYfU 投稿日:2021/08/01(Sun) 16:16
>>706(アーチェロお嬢様)

>それで今年はどうなさるのかな、とずっと楽しみと気懸りが半々の気持ちでおりました。
>そしてそれとは別に、単品の「鰻の卵巻き」もご用意くださるのですか。

はい、散らし寿司である程度量の問題は解決できましたが、やはり土用丑の日の食卓は
鰻のボリューム感が食欲をそそる重要な要素となります。
外の卵に対し、中身の鰻は多少小さめとはなりましたが…。
鰻の存在感を示す意味で卵巻きは重要な役割を果たしてくれます。

>「柚葉さんの料理を試食させてもらって、自分が売っている商品がこんなに可能性があるものとは知らなかったよ。」
>とおっしゃって、ますます食材しての目利きに力を入れられているのですよ。

はい、お颯さんには私がこのお屋敷での生活を始めた頃からお世話になっておりますもの。
その頃からおまけやサービスを頂いたり…。
お祝い事に必要になる重要な食材を準備して頂いたり…。
互いの感謝の気持ちを交えたやり取りが、お颯さんの御商売の上でも役に立っているのなら
本当に嬉しいです。

710 名前:羽藤柚葉 ◆cmJTqYfU 投稿日:2021/08/01(Sun) 16:35
>>707(アーチェロお嬢様)

お帰りなさいませ、お嬢様…。
お暑い中、土地神様への参拝とご奉仕、お疲れ様です。

塩レモンドリンクをご用意致しました。
喉の渇きを癒して下さいませ…。

>ただ、夏祭りが近いためお仕事は色々あって、思ったより時間がかかってしまいましたわ。

それは猶更、お疲れになった事でしょう。
本日の午後は無理をなさらず、ゆっくりと寛いで下さいませ。
幸い、レイナさんも私もやるべきお仕事は午前であらかた終えております。
午後はゆっくりと、お嬢様との時間を楽しむ事が出来ますわ。

>それに最近こちらにいらした大道芸人の母娘様が境内で芸をご披露になっていて、こちらがとても参拝客の人気になって
>いますため、お客様の整理に手間取ってしまいましたわ。

久地崎さん母娘の事でいらっしゃいますね?
この街にすっかり馴染まれたようで、実に喜ばしい事です。
人気を集めておられるのは嬉しいですが、土地神様のご加護あれども
やはりこの暑さの中ではそれなりに大変かと思われます。
夕方涼しくなってからのお買い物の際に、参拝を兼ねて労いの為に手作りの甘味をお届けに上がりましょう…。

>ですが、やはり柚葉さんのお料理がわたくしの元気の源でございます。
>涼を納めるざる蕎麦と精の付く天ぷらの盛り合わせとは、外から帰った身にはまことに嬉しい干天の慈雨ですわ。

お嬢様の感謝の御言葉こそが、私達一同の日頃の活力です。(微笑)
それではお客様もお待ちかねです。
準備も整っておりますので、本日の昼餉を召し上がって下さいませ…。

711 名前:吸血姫アーチェロ ◆ufrlRV4E 投稿日:2021/08/01(Sun) 17:01
>>708(柚葉さん)

>お嬢様、勉強に励むのに快適な環境を整えて下さり、有難うございます。(ぺこり)

いえいえ、せっかく日々思い出を積み重ねているわたくしたちなのです。
夏休みの宿題だって、苦難の思い出ばかりではもったいないですわ。
涼しい風、疎水のせせらぎの音、蝉時雨、鹿威しの音、勉強会が長引いて宵に至れば池泉(ちせん)に蛍が飛び交うのを
眺め、しっかり一日の予定を全うできたなら花火を楽しむ機会にもなりましょう。
そんな思い出深い勉強会にしたいのですわ。

もちろん、柚葉さんがご学友とご一緒に課題に取り組むならば、同じくこの日本間で夏の情緒を楽しんでいただきたい
のですよ。

>クスッ、お嬢様と演劇部の部長さんの経緯は私も見守って参りましたが…。
>照れ隠しの入り混じった部長さんのそれは、お嬢様を良き友人として認めて下さっている何よりの証です。

「うん、そうなの。わたしのこれは照れ隠しなの。
 さすが侍女さんはお客の機微も良く感じてくれているわ。
 だから、カルミーニオさんも良き友であるわたしの気持ちを汲んで、共に有意義な部活を実現しよう。」

そんな、両手を取って熱く語られても…。
まあ、柚葉さんが反対なさらないのなら有意義であることは認めますけれど。
あくまで、部員の皆の総意を確かめてからです。
本来の社交部の活動からは、やはり外れると思いますし。

「期待しているわ。」

>承知致しました、お嬢様…。
>部の纏め役として、イベントの進行等において大きな責任が伴います。
>心労はなるべく少ないのが望ましいですね。

柚葉さん〜。
感涙ですわ、『心労』と言ってくださって。
そうなのです、部活動はわたくし全員が自分で納得する活動をしっかり行いたいのですわ。
それでこそ、柚葉さんに導いてここまでやってこられた甲斐があるというものですわ。
お母様に対して秘密を持つのは、柚葉さんとしては心苦しいかもしれませんが、どうかわたくしのお願い、聞いてくださいね。

>はい、それでは私は課題が一段落しましたのでそろそろお食事の準備に取り掛からせて頂きます。

皆様の目が斉しく輝いていますわ。
おそらく、勉強会が終わってもすぐに帰ろうという方は一人もいらっしゃらないでしょう。
あらあら、花火を持ってきた方もいらっしゃるのですね。
勉強も予定以上に捗りましたから、お食事の後みんなで楽しめそうですわね。
「となりの吸血鬼さん」の灯様やひなた様が夏休みの最終日に楽しんだことを、わたくしたちは宿題を終えて夏休みは
これから、というときに楽しめるのです。
それもこれも、気持ちよくお勉強ができるようにご用意くださった柚葉さんのおかげ。
本当にありがとうございます。

(そうして夏の宵の情緒を楽しみながらのお食事会となりました。)

やはりお勉強に精力を使った後は、様々な具材を入れた目にも鮮やかな素麺が食べ応えがあってよろしいですね。
この軽やかな喉越しは素麺ならでは。
本当に美味しゅうございます。
心身ともに充実して、今宵の充実感はもちろん、明日の勉強会へ向けての英気も充ちてまいりますわ…。


712 名前:吸血姫アーチェロ ◆ufrlRV4E 投稿日:2021/08/01(Sun) 21:18
>>709(柚葉さん)

>外の卵に対し、中身の鰻は多少小さめとはなりましたが…。
>鰻の存在感を示す意味で卵巻きは重要な役割を果たしてくれます。
いろいろ工夫してくださっているのですね。
ですが、イタリアでもマリネにしたりオーブンで焼いたりと、様々なウナギ料理を食しますけれど、わたくしは蒲焼きの
濃厚な味がとても好みなのですよ。
今申したイタリアの料理は人間外部の料理として賞味しますけれど、日本の蒲焼きは食が細る夏場に人々の食欲を刺激して
精を付けるお料理として喜ばれてまいったのでしょう?
う巻きに入れられた蒲焼きでも、わたくしにはとても濃厚な、精を求める本能を刺激する味わいですわ。
わたくしには十分以上に舌を満足させてくださっているのですよ。

>はい、お颯さんには私がこのお屋敷での生活を始めた頃からお世話になっておりますもの。
>その頃からおまけやサービスを頂いたり…。
>お祝い事に必要になる重要な食材を準備して頂いたり…。

食材を通じてお二人が意気投合され、互いが互いを高め合っていらっしゃる。
とても尊い交わりだと思いますわ。
そして、それはお颯様との間だけではございません。
魚屋様、肉屋様、卵専門店様、うちで食材を買う商店街のどのお店も、柚葉さんがお客様に振る舞われたお料理がどれも
すごく美味しい、と評判になっていて、いずれのお店のご主人も、とてもお仕事にやり甲斐を感じていらっしゃるそうで
ございます。
今の柚葉さんは誰もが知る商店街のヒロインですわ。
わたくし、自分が食べているお料理がどれほど美味しいものなのか、一噛み一噛み味わっております。
たとえ小ぶりであろうと、美味しい卵に包まれた濃厚な鰻、極上の味であることを知っておりますゆえ、楽しみにしていますわ。

(今宵はここまでとさせていただきます。)


713 名前:吸血姫アーチェロ ◆ufrlRV4E 投稿日:2021/08/01(Sun) 21:21
訂正でございます。

>今申したイタリアの料理は人間外部の料理として賞味しますけれど、

「人間外部の料理として」は「人間がイブの料理として」でした。
失礼いたしました。

714 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日:2021/08/02(Mon) 22:30
暑さでまいってるでしょう?

715 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日:2021/08/03(Tue) 22:45
50以下なのでageた方が良いっスよ

716 名前:吸血姫アーチェロ ◆ufrlRV4E 投稿日:2021/08/04(Wed) 07:12
>>710(柚葉さん)

>お帰りなさいませ、お嬢様…。
>お暑い中、土地神様への参拝とご奉仕、お疲れ様です。

奉仕活動は、氏子として土地神様のお役に立て、かつ地域の皆様と交流できる機会ゆえ、楽しいことではありますが、
盛夏の候はやはり吸血鬼の身には堪えますね…。
やはり、帰ってくると柚葉さんの笑顔があること。
これほど疲れた身に優しく、元気になれるお薬はございません。

そして、ああ…塩レモンドリンクがこの身を潤す爽やかな美味しさと言ったらございませんわ。
砂漠を行く旅人がオアシスで水を飲むとき、きっとこんな心持ちになるのでしょう。

ふう…、こうして身も心も落ち着いて、あらためて奉仕活動の充実感を思い返すことができますわ。
参加された方々は老若男女問わず、下は2歳の子どもさんから上は90代の方まで。
小さな女の子が小さな箒を手にして頑張っている姿は、それはもう可愛くて。

ご年配の方が
『560歳台のアーチェロさんががんばっているんだから、わたしだってまだまだ頑張れるんだ、と思うと元気が出て
こうしてご奉仕ができるんですよ。』
と言われましたわ。
他人様の元気のお役に立てるなんて、光栄ですわ。

そうしましたら、今申した2歳の子のお母様が、
『アーチェロさん、この子を抱っこしてもらえる?
 この子もあなたの長生きの力を分けてもらえるかも知れないから。』
とおっしゃってくださって。
わたくしに、吸血鬼のわたくしなどに…、大切なお子さんを抱かせて…くださって。
ああ、申し訳ございません、思わず感涙が出てまいりました。(汗汗)

>幸い、レイナさんも私もやるべきお仕事は午前であらかた終えております。
>午後はゆっくりと、お嬢様との時間を楽しむ事が出来ますわ。

まあ、そうなのですか?
それは嬉しゅうございます。
お二人はいつもお忙しく働いていらっしゃるのですから、ご一緒に骨休めされるのでしたら、ぜひご一緒に過ごさせて
くださいませ。

>久地崎さん母娘の事でいらっしゃいますね?
>この街にすっかり馴染まれたようで、実に喜ばしい事です。

はい、お二人ともここのところ境内でその妙技をご披露になっています。
参拝客や奉仕活動の皆様も皆拍手なさって、見物料も進んで出していかれますのよ。
わたくしと仲が良い、ということで、見物客の中には彼女らも妖怪、魔族でないか、と噂する方もいますけれど、でも
全然恐がる風でもないのですよね。
『あののんびり吸血姫さんのお友だちだものね〜。』
などと言われているのですから、少しはお役に立てているのかしら?

>夕方涼しくなってからのお買い物の際に、参拝を兼ねて労いの為に手作りの甘味をお届けに上がりましょう…。

まあまあまあ、それは素敵なご提案ですわ!
画家のお嬢様が絵を描くのに夢中になって『お腹空いた…。』となられるように、久地崎様母娘、特に娘の朱瑠様は
パフォーマンスにご熱心でお客様を喜ばせようと頑張り過ぎるきらいがあって、少し心配でした。
柚葉さんの差し入れでしたら、どんなに元気づけられることでしょう。
甘酒の美味しさと、その優しい笑みとで…。

>準備も整っておりますので、本日の昼餉を召し上がって下さいませ…。

はい、ありがとうございます。
一息ついて落ち着けたことで昼餉も心行くまで楽しめますわ…。

(そして午後になり、なお日の高い土地神様の神社に参りました。)

朱乃様、朱瑠様、熱演お疲れさまでした。
だいぶ長く演じられていたこと、巫女の方にお伺いしました。
どうかしばしお休みくださいませ。
柚葉さんからの甘酒の差し入れ、どうぞご堪能を。

(社務所の奥の座敷をお借りできたので、お二人とも帽子を取って頭のお口で思い切り甘酒をいただきながら、
わたくしたちとのしばしのおしゃべりにおつき合いくださるのでした。)

(申し訳ございません。今回はここでいったん切らせていただきます。)


717 名前:吸血姫アーチェロ ◆ufrlRV4E 投稿日:2021/08/06(Fri) 07:29
>>714

お客様、お暑い中でのお運び、恐れ入ります。
体の渇きを癒す塩レモンドリンクをどうぞ。
最近の我が家のブームの品ですのよ。

わたくしですか?
たしかに毎年確かに暑さには苦労いたしますが、その分経験を積み対処法も様々に用意いたしましたので、今年は
ずい分と楽に過ごさせていただいております。

和装も普段着としましては、薄くて軽い麻を使っております。
ちょっとしたお出かけにも使えて重宝ですわ。
その際にはお気に入りの蛇の目の日傘を差してまいります。
暑さが高ずる時間はなるべく外出は避けたいですが、止むを得ざる時は周囲の空気にささやかな『元素支配』の術を
かけて小雪を舞わせながら歩いてまいります。

そしてこの日本間、庭園の向こうの屋敷林より吹き渡る風の涼しいこと。
もともと木陰で暑さの和らいだ空気を運んでくるのですけれど、それだけではございません。
屋敷林の奥は結界となっていて妖精の方々の住まいとなっておりますけれど、商店街の青果店で買いました新鮮な
お野菜や果物をお贈りいたしたところ、大変好評をいただきまして。
こうして涼やかな風を吹かせてくださっているのですよ。

ですが、暑さに抗するにはやはり身の内の精を充実させるの肝要。
お食事に関しましては、我が家のメイドさんが創意工夫を凝らして、ひんやりとしてお腹に優しいながら精の付く
お料理を作ってくださいます。
日々心の籠った三食とお飲み物とスイーツとで心身ともに満たしていただいていますわ。

斯様な訳で、今年の夏はこの身も負担の少ない日々を送っております。
貴方様もよろしければしばし、こちらでおくつろぎくださいませ。


>>715

後景に退いた我が家のことを気に掛けていただいて恐縮でございます。
この夏も暑さへの対策をいたした分元気が出て、街のいろいろな行事や学校の部活いろいろな予定を組んで過ごせておりますが。
家を留守にすることも多くなり、こちらに参ることが中々できず、汗顔の至りです。
何とぞご海容いただき、長い目で見守っていただきますようお願いいたします。


718 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日:2021/08/07(Sat) 22:33
ASMRって御存知?眠れない時に聴くと良いですよ

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